久しぶりに会う友人と夕方ビーチの前の小さな遊園地ベルモントパーク前で待ち合わせをした。

ここからボードウォークを歩いて3キロほど先の桟橋まで歩いて帰ってくるという散歩をするため。

平日の夕方なのに、駐車場はいっぱいで、ビーチは人で賑わっていた。

 

 

友人とは、久しぶりなので話すことが沢山あって、2人で喋りまくって、たまに歩けなくなるくらい大笑いしたりした。

話の内容は、悲しい出来事や、ちょっとしみじみしてしまうことなどもあったのだけれど

それでも、ビーチで明るくビーチバレーをする人たちや、ボードウォークをのびのびとスケートボードで通り過ぎる人たちを見ながら話していると、リラックスした楽観的な話口調になってしまうのだった。

 

 

桟橋は、クリスタルピアという名前で、桟橋の上に部屋がいくつものっている。

これは、ホテルで、海の上で眠り、朝起きたらベランダから釣りをすることも可能だ。

 

 

桟橋から海を見下ろすと、大きな波のうねりが、少し怖いくらいの迫力があり、その波に乗ろうとするサーファー達が見える。

 

この桟橋の近くには、大きなシャボン玉を作る男性がいて、それがサンセットの時間になるととても綺麗。

 

 

太陽が水平線に触れると、人々は一斉に、夕日に照らされた顔で海を見つめる。

一瞬ごとに変化していく空気の色や太陽の輝きを惜しむように、黙ってじっと海を見つめる。

 

 

これぞ、西海岸のサンセットというような景色・

 

 

サーフボードを抱えたサーファー達が海から上がってきて、ボードウォークには白いトレーナーにショートパンツを履いた小麦色の肌の女の子が自転車に乗って通り過ぎる。

 

私はサンセットも好きだけれど、その直後の夜になりきる前の蒼い透明感のある空が好き。

 

気がついたら、3時間も私たちは歩きながら話をしていて、友達がいうには12000歩も歩いたそうだ。遊園地のお土産屋さんで、友達は私にタンクトップを買ってプレゼントしてくれた。

80年代ぽい、ネオンカラーのサンディエゴというロゴの入ったシャツで、ズンバやジョギングの時にぴったりのデザイン💕

 

3時間も話したのに、名残惜しいのは何故だろう。と思いながら、私たちは別れた。

 

友達や家族との時間がこんなに愛おしく思えるのは、何故なのだろう。

やはり、パンデミックの影響もあるのだろうか。

すっかり日の暮れた海辺の道をドライブして家に帰った。