Day 1 2018年12月19日

12月19日午前10時30分地域猫マロさんがうちに引っ越してきた。
オス、推定2、3歳。去勢済み。耳カット参照。
獣医さんが言うには、神経系の疾患で下半身が麻痺していて、歩行困難。
2度目の同疾患以来餌やりさんの家で保護。
3ヶ月以上ケージの中で過ごす。
餌やりさんSさんは、「だいぶ筋肉が戻ってきたみたい。」
「歩けますよ。」でも、誰も歩いているところを見たことがない。
後ろ足をひきづって、狭いケージの中を移動するだけ。
早い時期にケージから解放して、家の中で歩くリハビリをするべきだった。
しかし、Sさんは、マロさんをケージの中に入れ続けた。
当初、この疾患が治ったら、また、外、彼がいた空き地に戻すつもりでいた。
「そりゃないだろう。」私。そして、次の言葉「じゃ、私の家で引き続き保護預りします。」
そう、言い出しっぺは私。責任持ちます。
困ったことに、うちの先住猫さん3匹は新入り猫さんを絶対受け入れません。

Day2 2018年12月20日

餌やりのSさんが言ったように、早朝4時半から3時間鳴き続けた。
Sさんの指示通り6時にドライフード、ウエットパウチ(薬を混ぜて)、
水で薄めたミルク(レンジで10秒チン)を上げた。
食べ終わって、引き続き鳴いていた。
私は落ち込んだ。それでなくとも、4時起床後頭痛を感じ、
ヴァッファリンを2錠。昨日からの心を占拠しているマロさんについての
不安。私の偽善的ええかっこしい性格が、
先住猫さん、夫、そして、マロさんら全員に結果的に大迷惑をかけてしまっている。
そんな懸念で、潰れそうな私。
そんな私の心にマロさんの鳴き声が突き刺さる。3時間も。
Sさんが言うには、「マロちゃんは、外へ出たがっているの。」
ケージの外でなく、家の外、屋外。あの空き地に戻りたい。
「ノラ猫」生活をつけたい?