昨日母が住む地域の区役所へ行った。
82歳の母の介護サービス申請のために。
ヘルパーさんによる通院の同行サービス
を受けられないかと、思った。

母は、この十年、歩行困難が悪化して、
誰か助ける人がいないと
外出できない。
膝や腰の痛みを少しでも和らげるためには
病院に行って診察してもらい、投薬が必要なのだが、
家には昼間誰もいない。
夫と息子が同居しているが、
時間があったとしても
母を病院に連れて行ってはくれないだろう。

冷たい家族なのだ。
娘の私は2時間以上かかる距離に住んでいる。
すぐに母の所へはいけない。
だから、彼女からどこが痛い、ここが痛い、
と電話をもらっても困るのだ。
そして、電話を切った後も
ずーと心配が続くのだ。

ねえ、お母ちゃん、タクシーに乗って、
病院に行ってよ。
そのために私、毎週お金送っているでしょう?
私に電話くれても、私どうすることもできないのよ。
痛みを止めることもできない。
非常に強い口調で言ってしまう。
まして、彼女は耳が遠く、耳鳴りもひどいので、
私は大きな声を出さなければならない。
周囲の人は私が怒っていると
思うだろう。
いや、怒っているのは事実だ。

ヘルパーさんが定期的に来てくれれば、
その決まった日に病院に行き医師の診察を受けることが
できると考えた。

昨日、区役所の介護課の担当者に
言われた。
「お母様、介護保険料を全く支払っていませんので、
割引率が3割になります。その上、最初は10割
払っていただいて、その後、7割を返金するという
形になります。」
「ペナルティです。」
「もう、すでに過去の4年分時効になっています。」

びっくりして、慌てた私。
「介護保険料は医療保険料に入っているのではないのですか?
私たち夫婦の医療保険料にはそのように記載されていますが、」
「いいえ、65歳から、別々になります。」
「全く知りませんでした。」
「私はこの5年ほど彼女の後期高齢者医療保険料を払っています。
知っていたら、介護保険料も一緒に払っていました。
母は、その支払い通知について何も言ってくれませんでした。」
「おかしいですね。毎年7月に支払い通知を送り、
督促状も送っています。」
「では時効後の延滞金はいくらですか?
すぐお支払いします。」
「去年の分と今年の分、延滞金も入れて
148、000円になります。」

赤っ恥。

65歳からの支払い制度を知らなかった私。
知っていたら、毎年7月に支払い通知が来たかと
母に確認したはずだ。
現に医療保険料の通知については聞いている。

ただ、介護保険たるものを知らなかった母。
通知が来ると何処かへ置いて、
忘れしまうのだろう。

市民税も自動車税も
電話料も電気料も
滞納していた、母。

貧乏って
本当に
恥ずかしい。
惨めだ。
そして悲しい。