お母ちゃんの通院に同行。
2ヶ月おきだ。
それまで会えない。
だが、最近やけに会いたい。
お母ちゃんに。

このごろ以前ほど
お母ちゃんは
電話をかけてこない。
電話がなるたび
お母ちゃんかな、
びくびくしたものだ。
また困りごと。
だいたい、お金のこと。
お金がなくて、
困っている事。
その次は、
暑くて、(エアコンがないから)
地獄だ。あせもが苦しめる。
寒くて(一人の時はストーブつけないの)
室温が外温と同じ。
冷えて腰が、ひざが、痛い。
膀胱炎になった。
その次は、
息子が息子の嫁が
はたまた、夫が
私を馬鹿呼ばわりする。
協力してくれないんだよ。

私はそれを聞くたび
不親切な反応をしてしまう。
夏は暑いのよ。
ウチだってエアコンないよ。
冬だからね。
ストーブくらいつけても
良いんじゃないの。
動けば温かくなるよ。
夫も息子たち(産むか否か)も
すべてお母ちゃんが
過去選んできたことじゃん。

お母ちゃんは
ぐちを聞いてほしいのだ。
でも私は先に、
罪の意識がめばえてしまう。
私の今の生活は安定している。
精神的にも、経済的にも。
だから、ぐちを聞くたび、
彼女は私にどうにかして欲しいと
遠回しに要求しているような
気になるのだ。

お母ちゃんの人生は、
お金の心配の歴史だ。
一時たりとて、
経済的な安定など
なかったと思う。

小学校もろくろく行けず、
12歳の時には、
「奉公」へ出された
お母ちゃん。

お母ちゃん、ごめんね。