目的のないものは排除せよ。人生に生かせる「ミニマリズム」の知恵 | サッカー スパイク 2014 のブログ

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(ライフハッカー[日本版])


上のレコードプレーヤーは、ドイツの有名な工業デザイナー、ディーター?ラムス氏がデザインしたものです。同氏のデザインの特徴と言えば、何と言ってもミニマリズム。この思想がApple社に多大な影響を与えたことは言うまでもありませんが、このコンセプトの背景にある考え方は、工業製品だけでなく、私たちの生活にも当てはまります。つまり、「目的のないものは排除せよ」という考え方です。

人間には限られた時間しかありません。その時間を無意味な行動に費やしていたら、あっという間に年を取り、後悔するだけです。趣味にいそしんだり、仕事を離れて楽しんだりすべきではないと言っているわけではありません。ラムス氏が言うように、ミニマリズムのコンセプトは、最小限のもので最大限の効果を得ることにあるのです(電化製品製造の観点から発した言葉ですが、ほかのことにも通じます)。


明確な機能を提供する:「どんな製品も、人の心や感情にメッセージを送っています。しかし、何よりも大切なのは、製品自体の使用目的を伝えられるかどうかです」


一切の無駄を省く:「デザインの原則のなかでも特に大切なのは、不要な要素を排除し、重要な要素を強調することです」


この考え方を自分の生活にも当てはめてみましょう。自分の学ぶ力や成長する力とはまったく関係のない仕事に、どのくらいの時間を費やしていますか? 自分が目標とする分野から外れた仕事につくのが悪いとは言いません。ですが、辞めたいと願っている仕事に週60時間を注ぎ込むくらいなら、時間をもっと有効に活用できる道があるはずです。現在の仕事が目標達成につながらない場合や、何の意義も残っていない行動に時間を注ぎ込んでいる場合は、気持ちを切り替えて、代わりに意義のあることに取り組んでみてはいかがでしょうか。


Dieter Rams: If It Doesn-t Serve a Purpose, Get Rid of It.|99u

Eric Ravenscraft(原文/訳:遠藤康子/ガリレオ)
Photo by Nick Wade.