”頑固な赤ちゃん” | 子連れで移住。北陸の水と空気にほれました。

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深呼吸できる土地を求めて。自然界の恩恵と音楽、料理、Love、草花、猫犬いっぱいのブログです。





5年前に書いた記事です。

まさか自分の産んだ天使のようにつやつやで

光輝く肌を持っていたこが、どんどん赤くはれあがり

爪をたてて、血みどろになるくらい

掻きまくっていたら、どうでしょう。

最近は、そんな赤ちゃん滅多に見かけません。

みんな、その予兆があったら、

すぐに小児科でお薬もらって、服薬、ぬりぬり。

封じ込めてしまいます。

でも、にがいお薬をのむのは

『おくちゅりのめた~。』みたいなゼリーとか、

プラスアルファの添加物ありありのものだったりします。

ステロイド

この薬は、強いです。

段階はありますが、自分も赤ちゃんが生後2ヶ月から発病し、その後半年、合併症でカポジ水痘症をこじらせて、2週間入院しました。
その時に治療の一環として、ステロイドも使われてしまい、いやいやながらも塗りました。それでも効かなくて、追及したくて、病院を転々として、愛育病院の木村先生に出会いました。

怒鳴られながら、ねちねちと嫌みをいわれながらも
診察していただき、正確なステロイドの使い方を教えてもらいました。

おかげで、娘はつるつるぴかぴかの光輝く赤ちゃんになりました。電車や道を歩いていて、『かわいい』と声をかけてもらえるようになりました。


でも、それは間違いだと気が付きました。

薬でだまくらかしているだけ、

この子のからだの内側はなにも治っていない。

免疫、腸のこと、食事、衣類、お風呂、すべて

見直しました。かゆみの刺激の砂糖や小麦類、

乳製品に肉魚、やめてビーガン生活です。

あきらめなかったのは、猫です。

飼っていた猫は手離しませんでした。


私は、フラワーエッセンスやホメオパシー

ハーブにアロマ、そして、ヨガ。

ヨガの先生がたくさんいる町に住んでいたこともあり、

一時期はヨガにどっぷりでした。

辛くはなかったです。

ダメなことを避けて、大丈夫なことを増幅させていきました。

でも、つらいと思ったのは、家族がなかなか

理解をしめさなくて、

旦那の実家に行ったときに、

『何を出したらいいのか、わからない。』と

愚痴られた時でした。でも、私はかならずお弁当を

携帯して、または葛粉で作った豆乳のチーズケーキを

持っていったり、工夫をしました。

夫も、『野菜だけなんだね。』と半泣きになって

いましたが、ぐちったのは一度だけでした。

家族の遠巻きの見守りがあって、

そんなのやめなさいとか、批判することはなくて、


お陰様で、乗り越えました。

3歳の誕生日に、はじめての豆乳のアイスクリームを

食べさせました。

まだ足にかゆみはあったけれど、夏場にちょっとだけ

冷たいものを食べても、大丈夫なくらい元気に

なりました。


今は小学5年生

アトピーだったなんて、陰もありません。

持久走も、一輪車も乗り回し、とても元気です。

元気になってくれてありがとう。