やっと・・逢えたね・・って心で呟いてみた

手をのばせば
君の髪に

その頬に触れる事が出来る


目の前に君の笑顔がある。

切ないほどに愛しくって
夢にまで見た君が今ボクの傍に居る

繋いだ手の温もりに
そっと君の指に口づけをした

逢えなかった時間を
その隙間を埋めるように
心を寄り添わせる。

君の瞳から
大きな雨粒がほろほろと零れた。

それは「逢いたかったの・・」の言葉の代わり

「大丈夫だよ」ってきゅっと抱きしめた。

だってね。
ボクは君のお日様みたいに嬉しそうに笑う顔が大好きなんだ。

離れていた二人の距離がぐ~んと近づいて
今は心を重ね合わせる事が出来る

君の笑顔を見て
明日からまた頑張れる

笑顔でいられる

そんな時間が大切で
愛しくて

もう一度君を抱き寄せた秋の始まりの夕暮れ時・・




心の詩

画像は詩のイメージでお借りしました。