貴方との想い出は・・まるで・・桜色

消えいりそうな桜色

優しくって愛しくって切ないそんな想い出たちを

ひとひら・・ひとひら集めている。

一緒に歩いた緑のトンネル

桜並木の下

決して触れる事もなく

ただ心だけ通わせたあの日

来年も再来年も

ずっとずっと繋がっていられたらいいね・・そう言った貴方

今、どうしていますか?

幸せですか?

笑顔で居られてますか?
辛くはないですか?

そんな私の問いかけに

貴方はもう答えてはくれないね。

私の心だけ一方通行のまま

季節は巡っていくのかもしれない。

あの言葉も・・
あの笑顔も・・

幻だったのかな・・



桜の季節を辿る度に

あなたのはにかんだ笑顔を
言葉を選ぶように話す仕草を思い出すけど

それは優しくて愛しくって切ない想い出

決して私の心から離れてくれない

愛しくて残酷な想い出

そんな淡い想い出を心にそっとしまって

また歩いて行く。今はただそれだけ・・





心の詩