■保護猫・ひなの旅立ち
朝、出勤前に回向院に立ち寄って、ひなを送ってきました。
最期は私の腕の中で旅立って欲しかった・・・・
ひな、今までありがとうね。
ひなには、おひさまが燦々と入る部屋は準備してあげられなかった。
もし、引っ越し前にひなを保護していたら、私は今住むこの部屋はきっと選択しなかっただろう。
マンションはあきらめて、1軒家を探したかもしれない。
今度生まれ変わったとしたら、日向ぼっこが出来るおうちがいいね。
今日は快晴。回向院の木々も輝いている。
ここに何頭の子を送っただろうか・・・・
思い出しては泣き、思い出しては泣き・・・・
うちに帰って、ハービーを見ては泣き・・・・
確かに近い将来、きっとお別れが来るであろう子たちが、我が家にはいる。
いつかは来る日ではあるけれど、何も十分なことが出来ずに送り出すことほど、辛いことはない。
闘病というのは、人間のためにあるのだろう。
私たちに心の準備をさせてくれる時間。
その準備時間のために、この子たちは辛い病気と闘ってくれている。
最期を看取るのがイヤだからと、もう横になって動かないような子をセンターに持込する人の気が知れない。
闘病と向き合うことは、確かに辛く悲しく苦しい時間の共有かも知れないが、看させてくれただけ、あなたに心の平穏を分けてくれたではないか。