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ブリーダー放棄犬レスキュー報告 その2
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本日、埼玉の現場から、新たに犬2匹の引取りを行いました。

当会の引取りは、この2匹が最後です。

2匹とも視力に問題があり、引受先が見つかり難いこと、また、引受先があっても遠方への長距離移動になるかも知れず、その点をご心配されていた浦和ペット里親会様からのお話があり、この子たちを当会で引取りすることに致しました。


キャバリア♀8歳 全盲  疥癬治療中

  体重5キロクラスの小柄な子です。

  乳腺腫瘍あり。体調が整い次第、避妊手術・乳腺腫瘍切除の手術予定。

  長年の角膜炎放置等で、目は見えませんが、日常生活に支障はありません。


  キャバリア♀8歳

    浦和ペット里親会様のブログから写真をお借りしました


  キャバリア♀8歳 キャバリア♀8歳

  
  スタッフのeriさん、いつもシャンプーありがとうございます。


シーズー♂6歳 視力に問題あり

  体重5~6キロクラス  大人しい子です。

  目は全く見えていないということは無いようですが、経過を見ています。

  去勢・歯石除去・ワクチン・フィラリア検査・検便・マイクロチップ装着の医療措置すべて終了(5/6追記)


  シーズー♂6歳

    浦和ペット里親会様のブログから写真をお借りしました


  シーズー♂6歳 シーズー♂6歳

  

  スタッフのeriさんにシャンプー&トリミングをしてもらいました。


  このシーズーくんは、私がブリーダーの現場に行った際、すぐに目についた子です。

  小奇麗だったこと、健康上、大きな問題がありそうに感じなかったので、積極的な引取り検討をしませんでした。

  

  みんな、今まで大変だったね・・・

  これからは、ゆっくり過ごせる毎日だよ。


  今回の現場で考えさせらることはたくさんありました。

  幸いにとでも言うべきか、繁殖に使えそうにない子が残って、家庭犬としての安泰を手に入れ、

  繁殖に使えそうな子はすでに、他の業者に売り払われた後でした。

  当会スタッフの西園寺さんの4月28日のブログ を読んでください。

  うーちゃんママさんの4月24日のブログ「繁殖犬の福祉」  こちらも是非。


  私たち消費者も、このような劣悪なパピーミルを作り上げているということを忘れてはいけませんね。