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■ブリーダー放棄犬レスキュー報告 その2
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本日、埼玉の現場から、新たに犬2匹の引取りを行いました。
当会の引取りは、この2匹が最後です。
2匹とも視力に問題があり、引受先が見つかり難いこと、また、引受先があっても遠方への長距離移動になるかも知れず、その点をご心配されていた浦和ペット里親会様からのお話があり、この子たちを当会で引取りすることに致しました。
●キャバリア♀8歳 全盲 疥癬治療中
体重5キロクラスの小柄な子です。
乳腺腫瘍あり。体調が整い次第、避妊手術・乳腺腫瘍切除の手術予定。
長年の角膜炎放置等で、目は見えませんが、日常生活に支障はありません。
浦和ペット里親会様のブログから写真をお借りしました
スタッフのeriさん、いつもシャンプーありがとうございます。
●シーズー♂6歳 視力に問題あり
体重5~6キロクラス 大人しい子です。
目は全く見えていないということは無いようですが、経過を見ています。
去勢・歯石除去・ワクチン・フィラリア検査・検便・マイクロチップ装着の医療措置すべて終了(5/6追記)
浦和ペット里親会様のブログから写真をお借りしました
スタッフのeriさんにシャンプー&トリミングをしてもらいました。
このシーズーくんは、私がブリーダーの現場に行った際、すぐに目についた子です。
小奇麗だったこと、健康上、大きな問題がありそうに感じなかったので、積極的な引取り検討をしませんでした。
みんな、今まで大変だったね・・・
これからは、ゆっくり過ごせる毎日だよ。
今回の現場で考えさせらることはたくさんありました。
幸いにとでも言うべきか、繁殖に使えそうにない子が残って、家庭犬としての安泰を手に入れ、
繁殖に使えそうな子はすでに、他の業者に売り払われた後でした。
当会スタッフの西園寺さんの4月28日のブログ を読んでください。
うーちゃんママさんの4月24日のブログ「繁殖犬の福祉」 こちらも是非。
私たち消費者も、このような劣悪なパピーミルを作り上げているということを忘れてはいけませんね。