■保護犬・Mダックス♂ハービー
ハービーは昨日3日、犬歯カットの手術を受けた。
預けているかかりつけの病院にお願いして、やっていただいた。
犬歯カットというのは、犬歯を他の歯と同じ高さに切り揃える処置である。
かなり悩んだ。健康な歯である。
かかりつけの病院の院長にも、他の協力病院の院長にも相談に乗っていただき、犬歯カットすることによる生活の不自由さや、犬の健康へのリスクは無いとのことで、今回、手術に踏み切った。
カットして数日は、歯髄が少し出てしまう箇所の痛みがあるかも知れないそうだが、じきに痛みもとれ、問題ないそうだ。
犬歯のカットと同時に、その傍にある歯の先も少しだけ丸めていただいた。
昨日も術後、夕方にはワンワン吠えるほど元気だったので大丈夫だろう。
一緒に血液検査(一般項目)もお願いしたが、こちらも問題なし。
元預り先でお世話になっている時から、犬歯カットについて相談していたが、病院の手配もあり、すぐに話が進まず・・・
同時期にトライアルの申し出があり、犬歯カットをしてからトライアルに出したい旨、お話をしたが、里親希望さんはそこまでする必要は無いとおっしゃる。早くトライアルを始めたいというお気持ちに押されてしまった。
結果として、やはりガウが出て里親さん&ご家族を噛んでしまいトライアルから戻ることになった。
残念なのは、トライアル前から、ご家族全員の同意はもちろんのこと、噛むことについては十分にお話をして、噛まれない(噛ませない)ための注意点を細かに伝え、時間をかけていただくようにお願いしていたのだが・・・・、わずか10日間という短い期間で結論を出されてしまったことだ。
私は引き上げる前に里親さんとしっかりお話をしたかったが、諸事情ですぐに引き上げられることになってしまった。
一度、怖いと思ってしまうと、犬への恐怖心が先にたって、今までのように接することが出来なくなる。
どんなに頑張ろうと思っていても、家族の中で1人でもあきらめた方が出てきてしまったら、無理だ。
気持ちが離れてしまったら、それを乗り越えるまでの気力・体力は、難しいのだろうと・・・・ 今は思っている。
噛まれてみて初めて、そのダメージの大きさを知る。
私もハービーと一緒に暮らした最初の1ヶ月、噛まれたくない(噛ませたくない)ために、自分の一挙一動、そしてハービーの動きに神経を使った。
引き取って1週間後には、私がソファで寝転んでいると、おなかの上に乗ってくるくらい、人に対して安心しているような一面もある。
でも、食べ物や執着物が絡んだ一瞬、或いは、不意なこちらの動きに驚いた時、ハービーはお口が出てしまう。
首輪を持ってリードの付け替えをしようにも反応してしまう。
普段は、攻撃的なところは全くないのだが、ハービーを知るには、時間がかかる。
でも、時間さえかけてもらえれば、きっと良い関係で暮らせる子になると信じたい。
犬歯カットによって、ハービーの性格が変わるわけではない。
過去の辛い思い出やトラウマが消えるわけではない。
でも、相談した先生方もおっしゃっていたが、何より、万が一噛まれた時に受けるダメージ(傷)を考えると、犬歯カットした方が、扱いやすくなり、躾も入れやすいのだという。
犬歯があるとザックリ肉が裂けることがあるが、それがないだけでも噛まれる恐怖は軽減する。
人の気持ちを犬は敏感に感じ取るので、こちらが怖々接していると、それは犬にも伝わる。
もっともっとハービーに積極的に触れることが出来れば、ハービーも急な人の手や人の動きを怖いと思わなくなるかも知れない。
これから様子を見ながら、リードの付け替えなど練習をしてみたい。
私はハービーに幸せになって欲しい。
迎えてくださる家族を見つけたい。
今回の犬歯カットが、どうか良い方向に行きますように。
■保護犬・シーズー♂マーブル、手術
本日、東京農工大で膀胱結石の手術。
また膀胱結石が尿道に降りてきているようなので、緊急手術となった。
午後2時~の手術予定。
無事に手術が終わりますように・・・・。
詳細は後ほど・・・・。
預りママのcotoさんからの報告を待って詳細を掲載します。
マーブル、頑張れ!!