■我が家の猫
我が家には、私がこういった保護活動をする以前から、一緒に暮らしている猫(飼い猫)が5匹いる。
もともと7匹いたが、2匹は亡くなった。
今いる5匹の猫は、皆、高齢になり、下は9歳半~上はもうすぐ12歳。
健康管理に気をつけていかないといけない年だが、他の保護犬猫にまみれて、後回しになりがちである。
茶トラで11歳の女の子がいるが、先週半ばから急にゴハンを食べなくなった。
食べなくなって初めて、具合の悪かったことに気がついたが、先週、病院で検査していただいたら、肝臓の数値が悪く、黄疸症状が出ていた。奥歯の方の歯の具合も悪かった。
とりあえず、皮下輸液と抗生剤、ステロイド注射をしていただき、輸液に通う。
しかし、いっこうに食べようとしない。
昨日、再度、病院に行った際に、もしかして・・・と、胆嚢・肝臓あたりのエコー検査をしていただいたら、胆管が異常に大きく膨らみ、おそらく、胆管腫瘍(胆管ガン)か肝臓ガンでしょうとのことだった。
さらに詳しく調べるためには、開腹手術かCTを撮ってみることだが、原因を解明しても、命が助かる保障もなく、この状態で麻酔は命を縮めるだけなので、これ以上の検査は出来ない。
輸液に通いながら、看ていくしかない・・・・。
毎日、手をかえ品をかえ、色々な缶詰を出してみるが、何も食べない。水も飲まない。
きっと苦しいんだろう。痛いんだろうか・・・。
もっと早くに異変に気がつくべきだったが、猫は辛抱強いので、かなり悪くなってからでないと、わからないことも多い。
保護犬猫たちの世話に追われ、諸対応に追われ、その結果、自分の飼い猫の寿命を縮めたのかも知れない。
もともと彼女も、生後2ヶ月くらいの時に保護されたのを引取った子ではあるが、活動を始めてから、気持ちの上では、飼い猫と保護犬猫は線引きしてきた。気持ちの上での線引きで、待遇は、どの子も同じなのだけど。
我が家の猫たちの写真を探したが、他の犬猫と一緒に写っていたり、ピンボケだったりで、ほとんど良い写真がなく・・・
下の写真は4年前に撮った写真。
ドリーム♂12歳 こはる♀11歳
まろ♂10歳半
こどり♀9歳半 アド♂9歳半
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キャラメルがいつ亡くなるか・・・という時に、こんなことになって、正直、かなり凹んでいる。
一度は亡くなったと思われたリヴも息を吹き返したが、骨と皮になってしまった。
ジジの口内の腫瘍もさらに大きくなり、異臭がしてきた。それでも、まだ自分で食べられるので救われる。
まだ、食べてくれる間は良い。
でも、食べなくなった子が、静かに息をしながら何頭も部屋の中にいるのは、かなり辛い。
少しでも食べさそうと、かかりきりになる時間もない。
ご縁を待っている子たちのために、深夜までメールの返事も書かねばならない。
ここ最近、寝るのは3時、起きるのは7時。
毎日4時間ほどの睡眠で、さすがに体にガタがきて、腰が痛くなり、歯が浮いて、歩くと足を引きずり、フラフラしている。
自分で始めたことだから、誰の責任でもないが、こういう状況が続くと、自分が恨めしい。
かなり無理をして引取りを続けてきたが、どこかで見直さないといけない時期なのかも知れない。
少なくとも、私が十分に面倒を見られる時間が取れればいいが・・・
決して十分とは言えない中、他のこともままならず・・・・。
この子たちに残された時間が少しでも安らかでありますように。