センターから犬1匹の引取り

 今日は多摩支所から先週、収容期限が切れたシーズー♂の引取り。

 センターからの搬送はタグチさん、トリマーさん宅~病院までの搬送はケイトさん、ありがとうございます。


 ●シーズー♂黒白 推定6~8歳

   両目ともに角膜炎で表面が白くなっているが、目は見えている。

   詳細は、病院で診察を受けてから・・・・。

   シーズー♂②   シーズー♂①

     写真はケイトさんの搬送日記ブログ から拝借。

       うーん。微妙な目の状態・・・・

       年齢はそんなにいっていないようだけど・・・。



  ・・・・しかし、シーズーの収容犬が本当に多い。

  たいていの子が、皮膚炎があるか、角膜炎があるか、状態も良くない。

  温厚で室内犬としては飼いやすい子たちが多いのに、どうしてこうも放棄が多いのだろう。

  一言で結論を言うなら、「お金がかかる」からだろうか。

  トリミングなどのケア、医療費・・・  犬を飼うにはお金がかかる。

  当たり前のことでも、お金をかけたくない人もいる。

  それなら最初から飼わなければいいと思うが、散々病気を放置して、どうにも汚くなって臭くなって、そして捨てる。

  

  先週引取りを断念した持込処分の犬たちの中にも、シーズーが2匹いた。

  1匹は酷い皮膚炎、もう1匹は、両目ともに眼球が萎縮していて全盲。

  長い間、ケアをされずに放置されてきた結果だろう。

  本当はこういう子だからこそ、引取りたい。

  でも、あきらめた・・・・。

  

  昨年10月にセンターから引取ったシーズーで、ジジという高齢犬が我が家にいる。

  口内に腫瘍が出来て、徐々に大きくなり、口が塞がらないようになって、いつも舌が出ている状態になってしまった。

  切除手術は困難で、下顎ごと取ってしまうような方法しか無く、高齢でもあるので手術はしないことにした。

  まだ自力でゴハンも食べられるが、そのうち、食べられなくなるかも知れない。

  リヴにしてもそうだが、どこまで介護するのか、生かすことが正しい選択なのか、いつも悩む。

  生きていることのクオリティが低ければ、それは苦痛に変わるだろう。

  難しい・・・・。