■センターから犬3匹の引取り
今日は、本所から犬3匹の引取り。本当は4匹だったが、1匹が搬送直前にセンターで亡くなってしまった。
ナツママさん、搬送ありがとうございました。
●マルチーズ♀2匹
左側が4~5歳、右側が7~8歳だろうか。
飼い主の持込処分犬で、3匹のマルチーズ♀がいた。
写真右側の子は、何度も子供を産まされたようで、乳首も大きく、乳腺腫もある。
3匹とも引き取る予定で搬送をお願いしたが、うち1匹が、搬送直前に亡くなってしまった。
喉に何か詰まらせたような感じで、急に呼吸が出来なくなってしまい処置が間に合わなかったそうだ。
嘔吐物を気管に詰まらせてしまったか、心臓の発作か、肺水腫など起こしていたのかも知れない。
亡くなった子も、何度も子供を産まされたようで、大きな乳腺腫もあった。
●Mダックス・スムース♂推定7~8歳
この子も持込処分犬だが、まったく散歩もされていなかったようで、巻くほど伸びた爪と、肥満。
性格はフレンドリーでとても良い子。
マンマルでこの笑顔。性格の良さが出ているね。
このままセンターから病院に搬送し、明日、去勢手術の予定。
体重、なんと10.4キロ!
6月8日、同じようにセンターから引取ったMダックス・ロング♀ルビー も、センター引取時は、12.4キロもあった。
8月3日にセンターから引取ったMダックス♂サンダー は、8.9キロあった。
体重管理せず、散歩もいかず、ウエイトオーバーになってしまった子たち。
短期間で減量すると筋肉が落ちて腰に負担がかかるので、1ヶ月、体重の3~5%減量が目標。
焦らずしっかりダイエットしてくださるご家族とのご縁を探しています。
仕事中にセンターに引取りに行ってくれているナツママから電話があって・・・マルチーズが亡くなったと聞いた。
一瞬、何のこと???とよく話が飲み込めない。
再度、聞きなおす。どこで亡くなったの?なんで?
既にナツママの声が涙声で、押しこらえて事情を説明してくれて、ようやく理解できた。
「しょうがないね・・・」 私はそういうのが精一杯。
「この子、どうしますか?」と聞かれ、そのまま亡くなった子を持ち帰って荼毘にふすことも考えたが、その気持ちは抑えて、そのままセンターから火葬に送っていただくほうを選んだ。
やっぱり連れ帰ってキレイにして送り出してあげた方が良かっただろうか・・・。
でも、その亡くなった子へ思いを寄せられるほどの余裕がない。
私たちはこの子のことを心に刻んで、前に向いて歩いていかなければ・・・・。
ナツママ、辛い思いをしたでしょう。
いつもいつも、大変な現場に通ってくれて本当にありがとう・・・。