■センターから引取犬の検討
収容期限が切れた犬の引取り検討。
今日はいくら考えても結論が出なかった。
推定5~7歳くらいのMダックス・ロング♂。まだ比較的若いが全盲と思われる。
両目ともに白くなっていて、過去、ひどい角膜炎になって放置されたのか、若年性白内障なのか・・・。
年齢的なことを考えると、まだまだ寿命がある。
人懐こい良い子だとのこと。
しかし、全盲というハンデ。里親さんが見つかるのだろうか、もとい預かり先は・・・。
推定12歳くらいのヨーキー♂。高齢犬で中程度の白内障。
毛が抜け落ちるほどではないが、全身に皮膚炎がある。
食欲もあって、元気はあるようだが、あと2~3年の寿命だとすれば看取る覚悟で引取りをしないといけない。
我が家は定員オーバー。
今いる子たちを送り出さなければ、次に長期保護で受け入れられるスペースは無い。
高齢だから、ハンデがあるから、世話しきれないからと遺棄される犬も多い。
出来る限り、1頭でも・・・と思っているが、思いはあっても現実は厳しい。
■全盲になったシーズー♀あかり(キンギョ)
保護犬・シーズー♀あかりも、残っていた眼のわずかな視力と光を失ってしまった。
2回目の網膜剥離を起こした(それも遺伝性と思われる)ので、遅かれ早かれのことだったかも知れないが・・・。
先日、ペリさんと預かりママにお願いして、最後の審判ならぬ眼科専門医のいる病院へ診察に行っていただいた。
もともと、あかり(キンギョ)を引取った時に、診察していただいた病院で、1度目の網膜剥離を起こした時は、わずかながら視力が残った。今回2度目の網膜剥離。我が家から近い、かかりつけの病院に連れて行っていただき治療を続けていたが、もしかして、最初から眼科専門医のいる病院の方に連れて行ってもらっていたら(少し遠く予約診療しかしないのだが)、結果が多少でも違っていただろうか。
心残りと悔やまれることが多い。
あかりの右目はすでに引取時に緑内障で牛眼になっており、摘出している。
引取時(昨年4月)は、推定3~4歳とまだ若い。
これからのあかりのために、何が出来るだろう。
心情的には、見えないからといって、簡単に眼を取ることなど出来ない。
見えなくても、それはあかりの「眼」である。
普通の飼い主さんであれば、見えなくても眼を残したいという方が多いそうだ。
その気持ちはよくわかる。
痛み・苦しみがあれば、眼を残すことは最善策ではないが、一番良い方法を考えていきたい。

今後の眼の治療のために、チャリティ基金を募っています。応援してください。 チャリティ基金(あかり)
あかりの医療費の収支も追って掲載いたします。