センター本所より犬4匹、引き取り

 本日もセンターからの搬送はナツママさんにお願いして、トリミング~病院までの搬送はペリさんに。

 お二人ともお疲れさまでした。

 

 ●シーズー♂ 推定7~8歳 体重5.6キロ 検便(-)  ※一時預かり先決定

   軽い白内障あり(目は問題なく見えています) 人懐こい子

   去勢・ワクチン等は、6月9日(金)予定

   6/8引取シーズー♂   6/8引取シーズー♂②


 ●マルチーズ♂ 推定10歳 体重2.6キロ 血液検査(一般項目)問題なし、フィラリア抗原検査(-)

   中程度の白内障あり、歯石多い  ※一時預かり先募集!

   6/8引取マルチーズ♂   6/8引取マルチーズ♂②

       今日から我が家に逗留              食欲は旺盛で出したフードはペロリ


   この頑固そうな口元が、かわいかったりするのだが・・・・・

   とにかく食べて寝て~という感じで、やたら吠えることもなく、今のところは大人しい。

   

 ●マルチーズ♀ 推定7~8歳 体重2.5キロ 血液検査(一般項目)問題なし、フィラリア抗原検査(-)、検便(-)

   とってもキュートな女の子、人懐こい  ※一時預かり先決定

   6/8引取マルチーズ♀①   6/8引取マルチーズ♀②


   6/8引取マルチーズ♀③   6/8引取マルチーズ♀④


   チャイくん&ちー坊預かりの西園寺さんのご友人が一時預かりしてくださることに・・・・。

   西園寺さん、お迎えありがとうございました!


 ●Mダックス・ロング♀ 推定5~7歳 体重12キロ(肥満、理想7~8キロ) ※一時預かり先募集!

   血液検査(一般項目)問題なし、フィラリア抗原検査(-)

   6/8引取・Mダックス♀   6/8引取・Mダックス♀②

      6/6にセンターで撮影した写真          収容動物情報に掲載されていた写真


   腹部に人間の拳大の乳腺腫瘍(厚さは2cmくらいだが)があり、引取りをどうしようか迷っていた。

   かかつけの病院2件に、腫瘍部分の写真をメールで送って所見を待ち、もう1件の病院にも口頭で質問。

   どちらの院長も、所見としては、

     ・乳腺腫瘍の大きさからして悪性の可能性が高い

     ・他に転移(リンパ節、肺)している可能性もある

     ・大きな腫瘍なので、切除した後に、皮膚を寄せて縫い合わせることが大変


   ・・・・とのことで、悪性の可能性が高く、もしかして転移している可能性もあるとのこと。

   でも、良性の可能性もある。

   心配はあるが、もし良性なら、この子の犬生はまだまだ続く。

   先日、センターに行った時に、リンパ節のチェックもして、特に目立つシコリや膨らみがなかった。

   手術も大変そうだが、引取りを決める。


   センターからすぐに病院に搬送をしてもらい、血液検査とレントゲン検査。

   肺への転移は認められず。

   血液検査結果は、若干、白血球数が高いだけで、あとは、おおむね正常値。

   近日、手術予定。



■保護犬・トイプードル♂こんぶ、検査

 センターから引き取ってから、会陰ヘルニアだと最初の病院で診断され、その後、2件の病院で会陰ヘルニアではないと診断されたのだが・・・・

 預かり先で肛門周辺に腫れがあり、連れて行ってくださった病院で、ヘルニアという言葉が出たらしく、また知らない病院での診療内容に、周囲が振り回される。

 便が出にくいと、会陰ヘルニアだと言われる先生が多いそうだ。

 私は、自身のかかりつけの病院の診断を信頼しているが、腸のバリウム検査をして、白黒ハッキリつけることにした。 (こんぶにとっては、ちゃんとウンPが出にくい原因をビジュアルにわかったほうがいいので)

 預かりママのばむさんに、病院にこんぶを預けてもらい検査した。


 まずは浣腸して、腸の内容物を全部出し、直腸・大腸にバリウムを注入する。

 バリウムが入った時点で、上からと横からのレントゲンを撮り、腸の形、流れを見る。

 (麻酔なしの検査です)


 前回、触診等の検査で言葉では聞いていたが、バリウム検査の結果でも、直腸憩室(ちょくちょうけいしつ)ということだった。

 直腸が普通サイズの1.5倍くらいの太さになっているのだが、直腸の脇や下に、部屋のような空洞が出来て(直腸が広がった感じ)、そこに便が溜まるため、便が出にくくなるとのこと。

 現段階では手術の必要はないので、排便がスムーズになるような食事を考えると良いとのことだった。

 ペリさん宅では、ドライフイードを食べて、良い便をしていたそうなので、これに、おから・豆腐といった大豆製品の食物繊維を20~25%くらい加えると良いらしい。

 

 6/8トイプードル♂こんぶ  お尻の検査、痛かったよ・・・・


 

 保護犬にどこまでの医療を施すのか、その境界線が難しいところがある。

 もちろん、命に関わることであれば最優先に行うが、そうで無い場合は、経過をみる。

 里親さんとのご縁を繋ぐために、出来る限り、こちらで行える治療・ケアはするが、お金に限界があるので、最低限の治療・ケアしか出来ない。

 すでに今年に入ってから何十万の赤字で、赤字分は私が負担しているが、それも限界がある。

 毎度のことながら、高齢犬・病犬の保護は、本当にお金がかかる。


■保護犬・パピヨン♂はる会陰ヘルニアの手術 6/6

 5月18日にセンターから引き取ったパピヨン♂はる君は、会陰ヘルニアだった。

 排泄に支障が出てきているので、6月6日に手術。

 手術は無事に終わったので、これからの回復に期待。

 パピヨン♂はる①   パピヨン♂はる②

      ぼく、頑張ったよ~              お尻は丸刈りに・・・ 傷跡が痛々しい


 これで排便もすっきりして、いっそう元気になるかな?

 はるくんのこと、応援してください   ●はるの預かり日記


 手術費用は7~8万かかる予定です。(まだ入院中のため、最終的な料金は出ていません)

 チャリティショップから、はる基金で、ご支援を募っています。

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