■保護猫・チンチラ♀、一時預かり先へ
5月11日、センター城南島支所から引き取ったチンチラ♀が、今日から一時預かり先へ移動。
当会のチャリティバザー担当スタッフであり、偉大なる猫ママであるかにさんの妹さんが預かりをしてくださることになった。
かにさん&妹さん、ありがとう。
夜、我が家まで迎えにきていただき、我が家での3週間余りのゲージ生活を卒業。
仮の名前は、ちーこちゃんとつけていたが、ちーこちゃん改め「おとめ」ちゃんになった。
毛が生え揃うころには、素敵なご縁が見つかりそうだ。
今後は、かにさんの新・縁側日記
で・・・
引き取った時は、根元までの毛玉と、慢性鼻炎で鼻水がひどく、体重も1.9キロしかなかった。
私が自宅でバリカンで出来る限りを刈り、鼻炎は抗生剤の内服を続け、食欲もモリモリで、体重は2.8キロに。体重は、3.5キロは欲しいところ、もう少しかな。
バリカンで刈った時は、毛の根元に枯れ葉の屑がたくさん入り込んでいて、捨てられたのか迷子になったのかわからないが、寒い冬を外で暮らしてきた苦労が伺えた。きっと行き倒れになってセンターに収容されたのだろう。
センターに収容される負傷猫の中には、この子のように、ひどい栄養失調や、猫風邪による鼻炎・結膜の浮腫などのひどい状態で動けなくなり、搬送されてくる子も多い。
放置されずにセンターに収容されれば治療を受けられるが、問題はそこから・・・・。
収容期限内に完治することは難しく、また、長く治療をして良くなっても、引き取り先がなかなか無いのが実情である。
当会でも、センターに出向いた際に気になった子は出来る限りの引き取り検討をしているが(処分持込猫以外でも)、それでも、全部を引き取ることなど、到底不可能。
負傷猫は、詳細がセンターの収容動物情報には掲載されないので、負傷の度合いがわからないし、どうしても写真付の収容犬(迷子犬・遺棄犬)しか注目されないが、収容猫もたくさんいることを知って欲しい。