大河、放射線治療最終日

 東大病院での放射線治療が最終日(12回目)。

 午後休みをとって、私も東大病院へ。ケイトさんが今日の通院担当。

 ほっこり大河  写真はケイトさんのブログ から拝借


 担当医師から、お話を聞く。

 今回の放射線治療を最終として、大河の血管外膜細胞腫に関する治療は、すべて終わったとのこと。

 放射線治療は、腫瘤の切除後、再発しないように、予防のために行った治療である。

 今後、念のために、2ヶ月に1回程度の通院をして、経過を診ていただくことに・・・。

 (2ヶ月に一度の通院は必須ではない。通える間は、出来るだけちゃんと経過を診ていただきたいと思うので、診療予約を入れておいた)


 さぁ、後は素敵な里親さんが見つかればね~ 大河!

 落ち着ける一時預かり先があればいいのだけれど・・・・ それもまだ見つからない。


 病院暮らしも3ヶ月半を過ぎた。

 1ヶ月の入院預かり料は、毎月、約8万円で、会の運営を圧迫している。

 親泣かせ?だけれど、この笑顔には、皆、負けてしまいます。


 東大病院への通院では、ケイトさん&ぱん姉さん、お世話になりました。

 それから、朝晩のお散歩隊の皆様、本当にいつもありがとうございます。

 みんな、大河のことを応援して支えてくださって、今の元気な大河があります。

 お婿に行く日まで、見守ってくださいね~。


 

 大河の収支報告は、別途、掲載します。



センターから犬1匹引き取り

 5月30日で収容期限の切れたコーギー♀を引き取り。

 本所が収容犬でいっぱいのため、6月1日に城南島支所に移送されていた。

 ものすごい肥満で、ダイエット必須だが、相当な時間がかかるだろう。

 肥満コーギー♀①   肥満コーギー♀②

      (写真撮影:ペリさん)                   (写真撮影:ペリさん)


 ●コーギー♀ 推定2~3歳 体重21キロ(理想10~12キロ)

   健康チェックの所見では、特に大きな問題はなさそうとのこと

   左目が若年性白内障、右目は問題なし

   フィラリア抗原検査(陰性)、心音異常なし


 今回、肥満コーギーの引き取りは、正直、私の頭の中では難しいと考えていた。

 もちろん、どんな子でも命を繋ぎたい気持ちは同じだが、引き取ってダイエットして里親さんに送り出すまで、最低でも半年くらいはかかるだろう。ダイエットを引き継いでくださる里親さんとのご縁があればいいが、それは、なかなか難しいかも知れない。

 小型犬であれば、いざというとき、どこにでも移動しやすいが、中型クラス以上の犬は、そう簡単に預け先・移動先が見つからない。ずっと病院に預けてある大河しかり。当会の保護犬の状況を考えると、長期にわたる大きな子の保護は、現状、厳しい。引き取れる状況は、日々、変わっている。今日、中型犬を1頭引き取れても、1ヵ月後には、無理かも知れない。

 そういう思いで、この子はあきらめざるを得ないと思っていたが、どうしても引き取りたいというスタッフがいて、一時預かり先を探してきた。会全体の今後やバランスを考えると、小型犬の高齢犬と同様には考えられないが(小型犬の高齢犬もご縁が遠い子が多いが)、準備整って、ノーとは言えない。私も自分の思いで引き取る犬を選定することもあるので(もちろん、自分が最終責任を負うということだが)。

 とにかく、肥満コーギーさんには、これから痩せて、新しい生活をスタートできるチャンスが出来た。

 命が繋がって良かったね。