■収容期限を迎えた負傷シーズー5匹
5月9日(火)に城南島支所で収容期限を迎えたシーズー。
確か、世田谷区桜1丁目付近の動物病院前に、2つのゲージに分けていれられて置き去りにされたそうだが、あまりにヒドイ状態なので、本所収容後、すぐに城南島支所に移送された。
自家繁殖のあげくに、飼育放棄したのかも知れない。
ボロ毛布をまとっているようなひどい毛玉の子もおり、また、全頭が大なり小なり、皮膚の状態も悪い。
劣悪な環境にいたためと思われる。
すべての写真をお見せ出来ないが、毛玉の塊の2匹は現実を知っていただくために・・・・・。
黒い部分が鼻だとわかるが、顔の判別もつかないほどのドロドロ。
今、健やかに一時預かり家庭で暮らしているシーズー♂カブも、センター収容時は、こんな状態だった。からだ中の毛玉が繋がり、身動きも出来ないほとで、ガリガリに痩せていた。
当会で5匹の引き取りは・・・・と思案していたが、他の団体でも気にかけてくださるところがあり、5匹のうち3匹は、当会と他2団体で、1匹ずつ引き取ることになり、残り2匹は、もうしばらくセンターで様子を見ていただけることになった。
とにかく命が繋がったことに、ほっとした。
小さい子しか無理して引き取れないので、中型・大型クラスの子には本当に申し訳ない・・・・。
今週の月曜は、本所収容されていた柴雑種の高齢犬♀が処分に送られたが、かなり白内障が出ていたようだが、小柄でおとなしそうなお婆さん犬だった。あと生きても1~2年かも知れない。そういう子たちを迎えてあげることの出来る場所がない。