■センターから引取りを決めた犬猫たち
 3月28日期限で、飼い主が見つからず、オファーもなかった犬の中から小型犬2匹の引き取りを決める。
 本所からマルチーズ♂10歳~。 多摩支所からシーズー♀推定8~10歳。
 やはり高齢犬は、どこからもお声がかからない。仕方ない。
 先々一緒に暮らせる時間は短いだろうし、何か基礎疾患のある可能性もある。
 当会は高齢犬の引取りが多いが(いつも最後まで残っているのが高齢犬なので)、心臓に雑音があったり、白内障が入ってきていたり、メスだと乳腺腫瘍のある子が大半。乳腺腫瘍は、心臓に大きな問題がなければ、避妊手術と同時に摘出の手術を行い、出来る処置はしている。
 一緒に過ごせる時間は長くないかも知れないが、あと数年、この子たちと暮らしてくださる方があれば、同じような高齢犬の子の引取りをこれからも続けることが出来る。


以下の写真は収容動物情報の写真


 3.28期限のマルチーズ♂高齢犬   3.28期限のシーズー♀高齢犬
      マルチーズ♂高齢犬                   シーズー♀高齢犬


 マルチーズ♂は、トリミングしてリボンもつけてもらっている。

 誰かに拾われることを期待して捨てられたのだろうか。


 シーズー♀は、以前、当会保護犬のシーズー♀あさりが収容された場所と同じ場所(青梅市今井)で収容されている。最近、同じ場所から、コーギー、ダックス、ヨーキーなど収容されているので、同じブリーダー(繁殖場)から、不用となった犬たちが捨てられている可能性も高い。

 

 先週木曜に持込された成猫2匹の引き取りも決めていた。
 この日、飼い主から持込されたのはこの2匹だけではないのだが・・・・
 少しでも里親さんのご縁がありそうな子がいれば・・・と、若そうな子とか、長毛の子はいませんか?と聞くと、10歳のチンチラ♂去勢済がいるとのこと。10歳は高齢だが、以前も9歳の飼い主持込のチンチラの女の子にとても素敵なご縁があった。その子を引き取ってみようと思ったら、実は2匹飼いされていたようで、もう1匹、茶トラの子もいるとのこと。 
 一緒に暮らしていた2匹なら一緒に引き取ろう。
 飼い主さんが亡くなった、或いは、病気で入院して誰も世話をするものがいなくなった・・・という理由で、近親者の方からセンターに持ち込まれるケースも多いが、今回も同じようなケースとのこと。


 引取りが出来ずに処分に送られた犬もいる。

 28日期限だった柴♂高齢犬、去勢済。 葛飾区亀有で収容されていた。

 羽柴(現まっこぃ)のように引き取って素敵なご縁に繋がった子もいたが、この子は引き取れなかった。

 この子が5キロくらいの小型犬なら・・・と、いつも思う。

 小型犬ならどんな状態であっても、とりあえず我が家に置くこともできるのに。
  今、我が家は、移動のあてのない保護犬7匹(スマイル、キャラメル、キンギョ、マリア、リヴ、ジジ、ルイ)+ウエスティ♂+ヨーキー♂がいる。

  ウエスティ&ヨーキーは、一時預かり先が決まったので近日に移動予定。


 今日は夜遅くにウエスティ♂アロマのシャンプー。

 黒くなった皮膚は、少しずつ悪い皮膚が剥げ落ちている感じで、毛がうっすら生えてきた場所もある。

 かわいそうなのは、四肢の爪が、上に反りあがっているので、歩くときに爪がまったく引っかからず、足裏だけで歩いていること。フローリングで足元がすべる。

 四肢の爪は、伸びきって丸まっていたので、センターにいるときに短くカットしてもらった。

 この爪が健康な爪になって、元の形に戻るといいいのだが・・・・。