■MIX犬・輝、トライアルスタート！
昨年6月1日にセンターから引取ったMIX犬・輝くんが、本日から大和市のＹさん宅でトライアルスタート。
センター収容時は、まだ生後4ヶ月くらいの子犬で、兄弟犬の女の子と一緒だった。
野良犬の子だったようで、人間への警戒心も大きく、子犬らしさよりも、警戒心が勝っていたように思う。
妹犬は他の団体さんに引取られ、兄弟離れ離れになったが、一時預かりのとししげさん宅で少しずつ心を開き、とっても可愛く、そして逞しく成長。
推定1歳の年になって、素敵なご縁に巡り合えた。
Ｙさん宅の亡くなった先住犬シバちゃんに輝くんが似ているとのこと、お父さんが一目で気に入ってくださったようだ。男性にはちょっと臆病なところがある輝くんだが、時間をかけてみてくださるとのこと。
これからの一人っ子生活、輝くんも今よりももっと成長していくことだろう。
Ｙさん、輝くんのこと、よろしくお願いします。トライアルが無事に終わりますように。
優しい息子さんが繋いでくださったご縁、お父様の心に届いていることと思います。
とししげさん、長いお預かりありがとうございました。
アルヴィンくん、弟分がいなくなって、ちょっと寂しいでしょうか・・・。
お母さんには抱っこ平気です お父さん、輝くんを怖がらせないように後ろで・・・
■この子はだぁれ？
写真は2月23日にセンター内で撮影したもの
2月28日収容期限だったヨーキー雑♂
里親希望をいただいていたので引取りを検討していたが、当会スタッフに健康状態含め、確認にセンターに行ってもらったところ、皮膚炎のほかに、胸部に潰瘍、腹部に膨らみがあった。
ただの皮膚炎なのか・・・ 最悪、皮膚性リンパ腫の疑いも・・・・。
体重2キロもない小さなからだで大変な病気を抱えていることも予想され、里親希望さんに状況をご説明したところ、大変悩まれて悩まれて・・・ そして、ご辞退があった。
無理もない。何を抱えているかわからない小さな体。
最善を尽くせないかも知れないと・・・。
色々考えて、そっとこの子を引取ることにした。しばらく公表せずに・・・・・。
引取りを知っているのは数人のスタッフだけ。
病院にかけて、ちゃんと状態を把握してから、それからのことを考えようと・・・・・。
最悪、悪性の皮膚性リンパ腫だった場合、安楽死の覚悟も。
3月1日の朝、センターから、背中の腫瘍らしきものが自壊したとの連絡。
大慌てで搬送スタッフのタグチさんに連絡して、引取りに行っていただく。
近場のかかりつけの病院が休診日だったので、パピヨンのマリーがお世話になった病院に搬送。
まずは状態を確認していただくことに。
背中の自壊した腫瘍らしきもの・・・・の正体は、首の後ろの両側に、犬に噛まれたらしい傷があり、そこが化膿して自壊したらしい。悪性腫瘍ではなかったようだ。心配した胸部・腹部の状態は、潰瘍は治りつつあり、腫瘍かも・・・と心配していた腹部の膨らみに見えたものは確認できず、経過観察に。 からだが小さいので、自壊した箇所は、直径3～4ｃｍのかなりの大きさの傷で、完治に3週間くらいかかるとのことで、そのまま入院をお願いした。
そして入院して10日すぎ・・・
傷も最初の4分の1くらいの大きさになり、2日に1回のお薬の塗布は必要だが、通院で大丈夫とのことで、血液検査の結果も、若干、肝臓の数値が高いが、急激に痩せた子（何も食べられず）は、肝臓に脂肪が集中して、一時的に肝数値が上がることもあるとのことで、様子見で良いとのこと。
里親希望をいただいた方は、既にこの子が処分に送られたと思っておられる。
当会が引取ったことをお伝えしなかったのは、もし万が一、最悪の結果を選択しなければいけなくなった時に、さらに辛い思いをされることになると思ったのと、最悪の結果であっても、その子にとって最良の選択をすべき時が来たときに、私自身で決断をしたかったことにある。多くの方の気持ちが動いてしまうと、冷静に判断をする自信がない。
幸いにも元気に回復しつつあり、これなら新しい旅立ちができる。
どうしようか迷って、再度、里親希望さんにご連絡し、今までの経過と状態をお知らせした。
再度、家族で話し合っていただき、もしどんなことがあっても最後まで面倒を見たいというお言葉をいただいた。これもご縁なのだと思う。繋がるところに繋がった赤い糸。
本日夕方、病院までお迎えに来ていただいた。
しっかりと腕の中に・・・・。
本日の体重1.22キロ。 かなり痩せているが、適正体重は1.7～1.8キロくらいだろうか。
ヨーキーとチワワのＭＩＸかも知れない。
年齢不詳？ 動きを見るとチャカチャカしていて若い。
目が白っぽいのは白内障ではなく、角膜炎から白くなった可能性も。
近い日に、ヨーキー雑くんの近況がどこかのブログで公開されるかも知れない。
皆さん、お楽しみに！