■センター多摩支所からの引取り・犬2匹
 3月7日で収容期限が切れ、飼主さんが見つからず、オファーもなかった小型犬2匹の引取り。
 シーズー♀ヨーキー♀  どちらも高齢犬
 タグチさん、搬送ありがとうございました。
 
 以下は収容動物情報の写真
 3.9引取り・シーズー♀   3.9引取り・ヨーキー♀

 ヨーキー♀は老犬だが、ひどい脱水症状と下痢で、心音も弱くなっていて危篤状態。
 引取り後、すぐに病院に搬送していただき、静脈点滴等の手当てをしていただいているが、今夜を越せるかどうか・・・というところ。


 夜、動物病院に入院中のヨーキーの様子を見にいく。
 現状では基礎疾患があるのかどうかわからないが、BUN(尿素窒素)が跳ね上がっており、極度の脱水症状を起こしているため、まずがその改善に向けて静脈点滴を続けるとのこと。
 搬送された時に比べると体温がいくぶん上がったそうだが、動くことも出来ず横たわっているだけ・・・・。
 3.9引取りのヨーキー①   3.9引取りのヨーキー②

 彼女は八王子市美山町で収容されているが、地図を見ると山間部である。
 高齢でこの小さな体で迷子で山に迷い込んだとは考え難く、ひどい毛玉で状態も良くなかったので、わざわざ山に捨てられたのではないかと思う。
 いつも思うのだが、無抵抗な小さな命に余りにもむごい扱いを人間はする。
 奇跡が起こらないだろうか・・・。ペリさんちの咲ちゃんのように。


 シーズー♀は、目の状態が良くないので、夜、ペリさんが病院に連れていってくれた。
 角膜潰瘍がかなりひどくなっているようなので、3週間ほど点眼を続けないといけないとのこと。
 体重3.5キロで痩せている。(理想4.5キロくらい)。
 歯の状態も悪く、乳腺腫瘍が数ヶ所あるので、体力をみて、歯のケアと手術の予定。


高齢犬や病犬の遺棄は、本当にブルーになる。
引取ってから、よくぞここまで状態の悪い子を・・・と思う。
今までも可能性にかけて引取っても、治療のかいなく、見送った子は何頭もいる。
引取ったことは、まったく後悔していない。引取りたくても引取れなかった子もたくさんいる。
ただ、かわいそうだから・・・という気持ちだけではない。
こういう子がいるのだということを多くの方に知っていただいて、こういう子が無くなる社会を、みんなの力で作っていきたい。
この子は特別な子ではなくて、全国で苦しんでいる多くの犬猫たちの中の1匹だったのだ。
この子のメッセージが多くの方の心の中に届きますように・・・。

今日も大河の夕方の散歩をケイトさんが行ってくれた。いつもありがとうございます。
私は夜、ハービーを1匹で散歩させてから、スマイル&キンギョのペア、キャラメル&ルイのペアで、計3回の散歩に出る。ハービーは若いので30分くらいの散歩(ほんとはもっと歩きたいが)、残りの子たちは、体調・天候みあいで、それぞれ15~20分くらいの散歩。
これから暖かくなると、お散歩も、もっと楽しくなるだろう。