■城南島センターへ

 今日は所用があって午前中、城南島センターへ行った。

 ペリさんに車を出してもらって一緒に。

 城南島センターへ行く目的は別にあったのだが、昨日の本所への4匹の持込猫のことが気になり、朝一でセンターに電話を入れて、見せていただけるようにお願いをした。この時点でもう、1匹でも引取りたいという気持ちがある。でもきっと4匹の中から1匹を選べない・・・・。だったらどうする。やはりあきらめるか。


 これから春先、引越し等で遺棄されたりセンターに持込まれる猫も増え、子猫も増える。

 繋げたい命がある時に、受け入れる場所がなければ・・・・そう、いつも思う。

 たまたま昨日、センターに電話をして持込猫の話を聞いたが(昨日、書きそびれたが中型犬10歳の持込もあった、噛むから・・・という理由で。10歳まで飼って噛むから・・・ということもないだろう。それまで飼っていたのだから)、収容動物情報に載らない飼い主持込の犬猫は、知らないうちにシスティマティックに処理されている。この子たちだけではないのだ。


 事故渋滞もあって、予定よりも30分以上遅れてセンター到着。

 持っていったキャリーは1つ。いざとなれば貸してもらおう、キャリーを。

 負傷猫の部屋に入り、収容ゲージに入った猫たちとご対面。

 わりと愛想の良い白猫♂以外は、皆、ゲージの中で固まっている。

 これからの自分たちの運命を知っているのか、威嚇する子、心ここにあらずの子、瞳孔が開いてしまっているような顔をしている子。どの子も昨日までは、人間に世話をされて、暖かい寝床があったはずだ。


 2.24引取の白猫♂去勢済  2.24引取の白猫♀

      白猫♂去勢済 10歳            白猫♀ (耳のあたりだけ薄茶) 10歳

 2.24引取の三毛♀  2.24引取の白キジ♀

     三毛♀ 推定4~5歳とのこと        白キジ♀ (一番ビビリだった) 10歳


 すぐ横のゲージには負傷猫がズラリと入っている。

 すでに収容期限を迎えたが、幸いに引取り先がある子たちが大半。

 新しく入ってきた負傷猫も数匹いた。

 鼻がガビガビしている茶トラは、去年亡くなったチャタに似ている。

 この子は行き先があるのだろうか・・・・。

 

 担当獣医さんと色々お話をする。

 やはり一番人懐こい白猫♂を勧められる。他はあきらめたほうがいいと・・・・。

 賢明な判断をしなければいけない。

 何度もゲージの中の猫たちを見て、声をかけて、迷いに迷って、白猫2匹の引取りを決める。

 白猫2匹は同じ場所で暮らしていたので、片方だけを引き取ることが忍びない、理由はそれだけ。

 どこかあきらめきれない気持ちで、書類にサイン。


 ペリさんに猫たちを車に積んでもらって、ちょっと一服。

 やはりなんとかならないかと、かにさんに電話を入れる。あきらめが悪い。

 誰かにお願いすれば、その人に重荷を背負わすことになりかねない。でも・・・・。

 事情を説明し、白キジと三毛の預かり先がないか相談。

 色々手配してくれて、とりあえず2匹を置いてもらえる場所を見つけてくれた。

 ターフーさん、引き受けてくださってありがとう。ほんと申し訳ない。

 

 再度、担当獣医さんにお話をして、残りの2匹も引き取ることに。

 ゲージの中で近寄るなという顔をしていた三毛も、出してみたら、おとなしい良い子だったとのこと。

 キャリーを貸していただき、無事に引取り完了。

 命が繋がってよかった・・・という気持ちと、力を貸してくださった方々に申し訳ない気持ちと・・・。

 でも、かにさんがこう言ってくれた。

 「縁があって気になった子は、なんとかしたい」って。

 その言葉に少し救われた。まだまだ私は甘い。


 ペリさんに4匹をかかりつけの病院まで運んでくれるようにお願いして、私は仕事に。

 夕方、諸検査とワクチンを済ませた白キジと三毛は、預かってくださるターフーさん宅に移動。

 三毛は外猫だったのか薄汚れているが、推定4~5歳とのことで意外に若い。避妊済とのこと。

 白キジはわからないが、多分、避妊済であろう。


 夜、動物病院によって、白猫2匹に対面。2匹とも健康状態は悪くないとのこと。

 ゲージの準備が出来ていないので、明日まで預かっていただくことに。

 2匹の顔は、いくらか安堵したような顔に見える。

 当分、我が家のゲージで暮らしてもらうことになる。

 里親探しに力を入れよう。ご縁を探したい猫たちが他にもいる。


 病院に寄ったので、雨だったが、大河の散歩へ。

 25分ほどの短めで切り上げて、21時に帰宅する。

 なんだか、長い一日だった。


 ※ペリさんの2月24日の日記に、もっとかわいい猫たちの写真が掲載されていたので見てください。

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 どの子も一時預かり先・里親募集をしますので、応援よろしくお願いします。