マイクロチップの導入
 以前より保護犬・猫へのマイクロチップ導入を検討してきたが、今年から当会では、保護犬・猫へのマイクロチップの導入、そして広く里親さんや一般の方にチップ装着を推進していくことにした。
 まだまだ日本では認知度が低く、またマイクロチップのリーダー(読取器)を常備しているセンター・保健所も本当に少ない。現在、わかっているだけで、東京・川崎市・静岡・福岡に導入しているセンター等があるだけ。今年の春から横浜市にも導入されると聞いている。
 各県が導入しない大きいな理由は、普及していないから・・・ということと、犬の場合、狂犬病予防法で鑑札(と狂犬病予防注射済票)の装着が義務づけられているので、さらにマイクロチップも・・・という推進・啓発という根拠的な理由が難しいとのことのようだ。
 しかし迷子札や鑑札は装着しても落ちてしまう可能せいもあるし、首輪が外れてしまったら所有者さえわからなくなる。それを考えると、一度装着すれば簡単に取り出すことは不可能なマイクロチップは固体識別に有効と言える。義務づけられれば犬猫を遺棄する人も減るだろうし、万が一盗難にあって所有者が変わっても自分の犬だとわかる、迷子や事故に遭った犬猫もすぐに飼い主さんがわかる。マイクロチップを装着する人が増えれば、必然的に、各地の保健所や警察、動物病院等も、リーダーを置かざるをえない状況になってくるのではないかと思う。あくまで希望的観測だが。
 マイクロチップに関しては以下のページで詳しく紹介している。是非、一読ください。
 ●マイクロチップ   ←クリック  (NPO法人アイナスさん作成)
 
 当会では試験的にセンター引取りの大型犬2匹、プロットハウンド♀アンナと、ハスキーMIX♂大河に、チップの装着をした。費用の問題もあるので、すべての保護犬・猫に出来るかどうか、今、検討中ではあるが、再考して進めていきたいと思う。
マイクロチップの装着はとても簡単で扱っている動物病院でやってくれる。
犬猫の左側の肩甲骨と首の間の皮下に少し太い針の注射器のようなものでチップを入れるのだが、ものの数秒で終わるし、装着後も特に違和感や痛みはないようだ。
マイクロチップ装着  写真はハスキーMIX♂大河に装着してもらっているところ
 費用は動物病院によって異なるが、当会のかかりつけでは、チップ+装着費用(技術料)が4200円、これにデータベースを作成しているところへの登録料が1000円。合計5200円である。
 5000円の安心料だと思えば、そう高いものではない。
 現在、日本では犬よりも猫の装着頭数が多いそうだ。
ハスキーMIX♂大河の足の腫瘤
 大河の左前足の足首上あたりにある腫瘤。
 最初センターで見た時は、ゴルフボール大くらいの大きさだったが、この3週間でかなり大きくなった。
 大河の足の腫瘤①  大河の足の腫瘤②拡大
 上から見るとそう目立たないが・・・・       立っていると、かなり大きくなっているのがわかる
 大河はゲージで大騒ぎするかと思いきや、意外に良い子でいてくれている。
 以前、秋田犬♂銀河(現在、大和と名前が変わり正式譲渡手続きも終わった)の入っていた超特大ゲージなので、横になって休んでも十分な広さである。
 お散歩は朝30~40分、夜1時間を心がけているが、朝の忙しい時間は大変・・・・。
 驚いたのは、信号待ちの時に「お座り」「待て」と声をかけると、ちゃんとお座りして待っていられること。信号が変わったら、「よし!」の掛け声で歩き出す。以前の飼い主さんに教えられたのだろうか。
 お散歩の強い引きもないし、性格◎なので、足の腫瘤が良性で、未来の新しいご家族との生活が開けて欲しい。


私事だか、4年余り使っていたノートパソコンがついにダメになった。ずっとキーボードや電気系統の調子が悪く、半分壊れているようなものを何とか使っていたのだが、まぁ我が家のような毛埃の中で4年ももってくれたことはスゴイかも知れない。お疲れさま。
最後、マウス操作が効かなくなったので、データ移行がまだ出来ていない。
1月26日以前にいただいたメールは古いパソコンの中なので、お返事急がれる方は、出来れば再送していただけると助かる。