■保護した柴犬♂の顛末  飼い主さん見つかりました

いつもの散歩コースを柴くんを連れて歩いていると飼い主だというオジサン。
散歩しながら、会う犬連れの方に柴くんに見覚えないか聞いていたので、誰からか聞いたそうです。
犬の写真付の診察券を持っています。
確かに柴くんに似ています。年齢2歳ちょっと。年齢もほぼ推定と同じです。
柴くんも知った人のような素振り。
警察にも届けてあるとおっしゃるが警察からは何の連絡も入っていません。
なんでもスーパーの前に繋いでおいたら放されてしまったとか。
首輪やリードはお持ちですか?と聞くと、「そんなもの必要なない、いつもつけてない」とのこと。「自転車のゴム紐で胴体を結わえるから、これでいい・・・」と、おもむろに私がつけていた首輪を外し、ゴム紐で結わえる。ハーネスの跡と思っていたのは、ゴム紐の跡だったんだ・・・・。
危ないから、今、つけているものをお貸しするので、ご自宅が近くなら連れていくし、飼い主さんがどうか確認させていただかないと警察にも連絡しないといけないので、何か身分証明のようなもの、お持ちではないですか?と聞くと、「そんな細かいことを一々うるさく言われるならもういい!」と、柴くんのゴム紐を放し、放してしまわれた・・・・。挙句、スーパーの前から犬を盗ったのはお前だろうくらいに言われて、なんてこったい・・・・です。
放された柴くんは、またどこかに飛んでいってしまい、後を追いかけるにも見失う。オジサンは、自転車で柴くんの名前を呼びながらどこかに行ってしまう。
柴くんを捜索するも見つからないので、いったん帰宅。
警察に電話したら、確かに昨日1月1日に、かのオジサンから迷子の届け出が出ていたとのこと(なのになぜ、うちに連絡くれないのか?)。
警察には、ことの顛末を説明し、また迷子で警察に来るようなことがあったら、犬を放し飼いしないように、きつく飼い主に言ってくださいと伝えました。
こんなことなら飼い主が見つからなければ良かったのに・・・と思わざると得ないような結果でした。
とっても良い子だったのに、事故にでも遭って怪我をしたり、命を落としたりしないか心配です。
ちょうど、今朝のウンチに条虫がいたので、オジサンに病院に連れていってお薬を飲ませてあげてとお願いしましたが、連れていってくれるだろうか。
放されて、ちゃんと家に帰ったのだろうか。
心配がつきませんが、飼い主に間違いないようなので、またどこかでオジサンに会ったら話するしかありませんが、泥棒呼ばわりされたのでは、話になりませんね~。
柴くん、どうか無事に生きていけますように。

最悪の心境ですが、気を取り直して頑張ります・・・。



犬猫は飼い主を選べない。

柴くんも決してひどい扱いを受けていたわけではなく、かわいがってもらっていたようだが、命を守るということに関しては、良い扱いとは言えない。

未だに犬を放し飼いにしたり、ノーリードで散歩する人、猫は自由が良いと出入り自由で飼う人も多い。

絶対大丈夫ということは無いのだ。命を守れるのは私たち人間しかいない。

万が一事故や怪我で亡くなったり、病気に感染して命の危険に晒された時に、飼い主さんはどんな言い訳をするのだろう。仕方ない、運が悪かったというのか。これが寿命だというのだろうか。

命を守ることは決して難しいことではない。

不測の事態もあるとは思うが、いつも気をつけていれば未然に防げることがほとんど。

首輪・迷子札の徹底、ノーリードの禁止、まだまだ言い続けなければいけないことが沢山ある。