■動物取扱業、特定動物等に係る改正法の施行等の在り方に関する意見の募集(パブリックコメント)受付終了
過日にCATNAP掲示板やアピール掲示板でご紹介いただいていたが、本日、パブリックコメントの受付 が終了した。
愛護団体や個人活動家、また当会の預かりママさんの日記などでも記事を目にしていたので、こちらで呼びかけることをしなかったが、ご意見を送ってくださった方がたくさんいらっしゃることを願っている。
私も時間に追われながらもなんとか時間ギリギリに意見を送ることが出来た。
実際にセンターからの引取りに関わっていると、センター(保健所)がこうあればいいのに・・・とも思うし、あきらかに繁殖犬だったような犬が遺棄されてセンターに収容されているのを見るたびに(また、そういう子を引取るたびに)、動物取扱業の法的規制がもっと厳しく(いや、命を扱うものとして当然のことと思うことが出来ていないことばかりなのだが)なればと思う。
飼育放棄される犬猫も多い。子犬・子猫の頃はかわいがって、大きくなると持て余して捨てる。
是非読んでいただきたい。
犬を飼うってステキです-か? ←クリック
(東京都衛生局の動物愛護読本)
動物愛護というと、よく「愛護・アイゴ」と揶揄され、犬猫に取り憑かれているような奇特な人と思われがちであるが、一人一人が、小さな命を大切に思う気持ちがあれば、法も団体も必要ないのではないか。
何も犬猫を保護したり引取ったり、果敢に活動することが愛護ではなく、飼い犬・飼い猫を終生、責任を持って飼うこと、それが何よりも愛護だと思う。
もちろん、責任を持って飼う・・・ということには、日々の健康管理や運動、躾、良質の食事、繁殖制限手術等、飼うにあたって当然ながら必要なことがある。
愛護とは、「かわいがって大事にすること・庇護すること」と、辞書に書かれている。
「愛して護る」 それが愛護であると思う。
私たちが身近な小さな命を「愛して護れば」、この世に繰り返して生まれる不幸な命や、劣悪な環境で繰り返し生産されていく小さな命の誕生を防ぐことが出来る。
そういう世の中になって欲しい。
■中国の犬猫毛皮農場
遠くない中国では、このような事実もある。
保護日記に書こうかどうしようか迷ったが・・・・ 小さな命を繋いでいる傍らで、人間の装飾のためだけに殺されていく命がたくさんあることも知って欲しい。
私たちの衣服やバックなどの装飾に使われている皮や毛が、犬猫のものであるかも知れない。
タヌキやキツネなら良いというのではなく、使い捨てになる衣服やバックの装飾など、フェイクファー(合成毛皮)で良いのでは?
先日、とあるメーリングで情報をいただいたが、日本でも人気の洋服ブランドのJ Crew(ジェイ・クルー)が、実は毛皮を中国から輸入していたということが分かり、おまけに中国からアメリカに輸出される多くの毛皮が犬か猫のものだということがPETA (People for the Ethical Treatment of Animals )によって調査された。
●中国の犬猫毛皮農場 ←クリック
※いきなり残忍な画像はありません。
上記リンク先をクリックして、該当ページ中央の犬の写真(下の犬の写真と同様の写真)をクリックすると
実際の映像を見ることが出来ます。
犬猫の繁殖場~狭い檻に詰め込まれて輸送される様子~
映像(ビデオ)の後半には、ショッキングな映像も含まれますので、ご覧になる方はご注意ください。
動物実験や毛皮問題・畜産動物の問題に取り組んでおられるヘルプアニマルズ さんのページにも詳細が書かれているので、是非一度、見て欲しい。
需要があるから供給がある。
私たちが必要としなければ、このような商売は成り立たないはずである。
怖いのは、知らずに使っているということ。
賢明な消費者になりたい。