さようなら、チャタ

 今朝、チャタが天国に旅立ったと里親さんになってくれたターフーさんから連絡をいただいた。

 看ていただいて6日目の朝。

 最期は苦しまずに逝ったと思います・・・と、メールの最後に書かれていた。

 保護して1年3ヶ月余り。

 エイズキャリアではあったが、我が家では自由に暮らしてもらっていた。

 他の猫と一切ケンカもせず、温厚でとても良い子だった。

 いつもスマイルに耳を舐められていたが、付き合ってくれていた。

 シッポの形が螺旋のように巻いていて、尾を振る時は、巻いた尾の先が器用に一緒に動いていた。

 人が大好きな甘えん坊なのに、余り甘えさせてあげられなくて・・・・。

 最期は見送ってもらえて良かったね、チャタ。

 ターフーさん、ありがとう。


■引取りの2匹、動物病院から我が家へ

 昼間に動物病院に預けてもらっていた2匹を、夜、引取りに行った。

 本当は、どちらか2~3日でも病院に預けたかったのだが、他の患者さんが入っているとのことで、仕方なく引き上げてきた。今の環境に2匹入れることは、かなり苦しいし、犬同士のバランスも取れない。

 ・・・・といっても仕方ないので、なんとか乗り切るしかないのか。

 協力の手がなければ、自分でやるしかない。

 

マルチーズ♂ ジュピター 推定4~5歳 体重3.5キロ 

              フィラリア抗原検査(陰性) 5種ワクチン済 近日去勢

 11.9引取りマルチーズ♂   一時預り募集!

 人懐こい甘えん坊で、顔だけ見ているとキュートだが、なかなかのキカン坊である。

 要求吠えもあるし、気に入らないことをされると、ウウと言うし、たまにお口も出る。

 お座り、お手、おかわり は出来るが、落ち着きがない。

 長く飼育放棄されていたようなので、しばらくは仕方ないだろう。

 他の犬とは、特にケンカもしないが、しつこくこられるとウウと怒るか逃げる。

 オシッコの後に、ちょっと血が出る。膀胱炎か、尿道結石か、前立腺肥大か、何か原因があると思うので、土曜日に看ていただくことにした。


 この子を見ていると、甘やかして育て、手に負えなくなった・・・という感じである。

 手足の先や目のまわりが赤く、外耳炎もあるので、アレルギー性の体質かも知れない。

 おそらくケアをたいそう嫌がっていたのかも。

 要求吠えは無視して、こちらの言うことがちゃんと出来れば誉める。

 トイレは頻尿でもあるので、今のところ、どこでもトイレ状態。

 トイレは膀胱炎?が治まって、去勢もすめば、かなり落ち着くと思う。

 時間をかければ、良い子になっていくだろう。

 

 ●シーズー♂  推定10歳以上 体重6キロ

              フィラリア抗原検査(陰性) 血液検査(一般項目)異常なし ※白血球数は高め

11.9引取りシーズー♂老犬

 吠えることもなく、おとなしい。かなりの老犬である。

 腰の辺りが少し湾曲しているので、ヘルニアがあるのかも知れない。

 後肢に力強さがなく、ヨタヨタ歩く。

 歯はほとんどない。心音に大きな問題はなし。

 外耳炎・ドライアイ・皮膚炎と、シーズーに多い病状がある。

 

 我が家に抱っこして連れ帰ってきたが、抱えて歩いているうちに、悲しみとともに、腹が立ってきた。

 こんな子を捨てること自体、どうかしているし、誰かに保護してもらえるかも・・・なんて期待をもって捨てたのであれば、とんでもないことだ。

 誰も保護してくれず放置されていれば、この寒さで亡くなってしまうだろう。

 センターに収容されても、まず引取る人もいないような犬を捨てるのは、死んでも良いと思っているのだろう。或いは、当会のような団体が、あわよくば引取ってくれると思っているのか。

 今年は、本所収容で引取りをあきらめたシーズー3匹、マルチーズ1匹がいる。

 この子よりも、まだ状態は良かった。

 老犬介護は手も医療費もかかって大変なので、簡単な気持ちで引取ってお世話できるものではない。
 かわいそう・・・だけでは引取れない。

 年を取ったら誰かが面倒みてくれないか・・・なんて自分本位な考えしかない人は、二度と犬を飼わないで欲しい(預かりママの日記にも、こんなお話がありましたね)。

 悪いことをすれば、必ず自分にかえってくる。


子猫を保護

 かかりつけの病院の傍で、推定生後4ヶ月・子猫♀を保護。


 犬2匹を病院から連れ帰る途中、他の猫に餌をあげているお婆さんが、この子猫を追い払っていた。

 このへんはウルサイから住みつかれたら困る・・・・と。

 (餌をあげていたのは、自分の家の外猫じゃないのかしら?)

 10日くらい前に、ダンボールの箱を持ってウロウロしていた女性がいたそうで、その人が捨てていったのではないか・・・という話。

 このままだと交通事故に遭うか、寒さで体調を崩してしまうか、もし元気に生き残っても、あと2ヶ月もすれば発情が来て子猫を産むだろう。不幸な命が増える結果になる。

 動物病院でキャリーを借りて、連れ帰る。

 ちょっと風邪気味だが、食欲もあり元気なので大丈夫だろう。

 レボルーション(ノミ・回虫駆除薬)をつけて、ゲージの中で休ませる。

 週末、エイズ白血病検査やワクチンをやってもらおう。



先日、会社の健康診断で再検査の項目があったので、今日は年休を取って病院に検査に行ってきた。

時間を予約していたにも関わらず、長いこと待たされて、挙句、必要な検査の予約が3時間後しか取れない。常勤の先生がお休みで、急遽、若い先生である。  ・・・不安。

そして結果を1週間後に聞きに来てくれというので、後日、とりあえず電話で結果を教えてもらうことにした。

大きな問題がなければ良いが、やはり結果がわかるまでは心配・・・。

昨日今日で、何件かの里親希望さんにお電話したりして、少しずつでもお話が進んでいる。

どの子もステキな赤い糸が見つかりますように。