■センター本所に電話
夕方17時30分近くの閉所時間ギリギリまで考えて、電話を入れた。
再度、犬たちの様子を確認し、やはり2匹とも引取ることにした。
ただし小型犬のみの引取りで、他に明日、処分に送られる予定の中型ミックスたちはいる。
中型ミックスの中には、コーギーMIXと思われる8キロサイズくらいの小ぶりのオス2匹もいた。
まだ若く性格の良い子たちと聞いていたが、保護先がない。
何件か一時預りの打診の連絡をしたが、預かりは無理ということだったのであきらめた。一時預りの大変さも、また性格だけでは里親が見つかり難いこともよくわかっているので、無理にはお願い出来ない。
本音を言えば、小型の老犬よりも、まだ若いMIXの子たちの命を繋ぎたい気持ちもある。
しかし私1人でどうなるわけではなく、実際、私が無理をしてでも家に入れられるのは小型犬だけだ。
これを書いている頃(11/9の昼)には、彼らは処分機に入れられ、苦しみながら死んでいったのだろうと思うと、胸が痛い。
引取りを決めた2匹
マルチーズ♂ 推定4~5歳 シーズー♂ 推定10歳以上 ドライアイ・皮膚炎
シーズー♂は、葛飾区の水元公園で保護されている。
犬のお散歩に行く人も多いので、もしかして拾われることを期待して捨てられたのだろう。
かろうじて、毛刈りだけしたといったところか。
マルチーズ♂は爪も毛も伸びて、足元は雑巾のようになっている。
現在、我が家に長逗留しているスマイル(シーズー♂)も水元公園で保護された犬だった。
ひどい毛玉で、皮膚はところどころ化膿していた。
最初、触るだけで噛まれたので、よほど怖い痛い思いをしてきたに違いない。
里親さんが難しいので、ずっとご縁なく我が家にいるが、あれから2年あまり。
ずいぶん、おだやかな良い子になった。
相変わらず目の周りのケアや耳洗浄など動物病院まかせではあるが、顔以外のシャンプーくらいは頑張れば出来るようになった。
今や辛い思いをしてきた犬というより、わがまま犬のような気もするが、新しい犬が来ても我関せずの平和主義者?で、イザコザを起こさないので有難い。
■隠し子リブ、体調が悪い
ここ2日、下痢が続いている。
先日も熱を出して病院に駆け込んだが、今度は下痢。
冷えたのかも知れないと暖かくして、食事量を抑えていた。
仕事から帰ったら、下痢のウンPにまみれ、体中、ひどいことになっている。
からだを洗い、丹念に乾かし、お尻や足回りの毛を短めにカットしていたら、あっという間に1時間過ぎてしまった。
水を欲しがるので飲ませたら、しばらくして吐いてしまった。
本当は断食がいいのだと思うが、自分で水を飲むために立ち上がることも出来ない子なので、脱水症状になると困る。少したってから、また水(ぬるま湯)を飲ませ、ウエットフードに下痢止めの錠剤を忍ばせ、少しだけ食べさせる。
その後は、落ち着いたようで、やっとよく寝てくれた。
■保護猫ボス
センターから引取ったエイズキャリアのボス(茶白♂)が、体調が良くない。
口内炎と、鼻水。目やに。そして、痩せてきた。
引取時から猫風邪の症状はあったが、一時期はよく太ってとても元気だった。
チャタと同様、エイズを発症して、腎臓が悪くなってきたのかも知れない。
近々、検査に連れて行こう。
今日はお散歩は3匹だけにして、リブの様子を見ながら、午前様になった。
引取りを決めたものの、さてどこに置こうか、いつ引取ろうかと思案していたが、うまく頭が働かない。
メールの返事も数通しか書けない。
我が家は、普通の人にしてみたら、尋常ではない数の犬猫を保護下に置いている。
それが良い事であるとも思わないし、自慢できることでもない。
保護犬・保護猫たちのためにも、もっと良い環境で暮らせるように努力しなければいけない。
言い訳になるが、何をするにも時間が足りない。
勤め人で、あくまでボランティアというスタンスで活動を続けている以上(もちろん、生業にするつもりもないし、生業には成り得ないだろう)、活動に専念することは出来ない。
活動において足りない費用は、私個人がサラリーの中から捻出しているが、それも限界がある。
既に活動を始めてからの個人負担は、この4年で300万を超えた。
普通の個人ボランティアさんで、もっと多くの負担を抱えてやっている方もたくさんいらっしゃるが、人それぞれ、身の丈というものがあるので、私には今が精一杯である。
なんだか最近、愚痴が多いようで、ごめんなさい。
疲れが溜まっているので、泣き言が多くなる。