福岡県棚町敏隆さんのスプレーバラ フェアビアンカ。もともとはERのガーデン品種。シェイクスピアの喜劇「じゃじゃ馬ならし」のヒロインの妹、おしとやかで清純なビアンカから命名。ミルラ強香。福岡花市場で1本6,000円の日本一の価格を付けたことがあります。フェアビアンカ自体は、生産量こそ少ないものの、それ程珍しい品種ではありません。フェアビアンカの最も大きな需要はブライダルですが、通常出荷されるフェアビアンカは蕾が少し開いた状態で収穫・出荷されます。しかし、本当のフェアビアンカの美しさを提案するために、たなまち園芸場ではフェアビアンカの一部を開き切った状態まで樹で咲かせて出荷していました。蕾が少し開いた時のフェアビアンカと咲き切った状態のフェアビアンカでは花の印象が大きく違います。
ちょうど咲き切ったフェアビアンカを結婚式のブーケで使いたいという要望を受けた花店が4軒あり、セリに出されたフェアビアンカの仕入れ競争が始まりました。いずれの花店も意地の張り合いの結果、歴史上あり得ないバラの価格がつくことになったとのことです。
ピンクフェアビアンカ