初夏の極上湯治6日目


積善館の朝



雨だぁ


せっかく考えていた散策

これじゃ歩く気になれない


昨日番頭さんに共同浴場に

行きたい話をしたら

今は観光客が入れなくなってしまった

と聞いた

マナーが悪い人が多く

水出しっぱしとか

お湯出しっぱなしとかで

四万の住民だけになったそうだ


この雨だし諦めもついた



朝風呂行ったら人多くて

びっくり



朝ごはん



ご飯とお味噌汁はセルフ



夫がごはんのおかわりをしに行き

お粥を食べていたが

普通のお米を取りに行って

戻った時に何か違和感


それ子供用茶碗だし



雨で行くとこもすることもなく

また元禄の湯へ


旅館部と貸切風呂の掃除が

11〜14時まで

お湯を抜く

入れるのは元禄の湯だけ

日帰り多いかな、、と思いきや

独泉



湯上がりに休憩室でクリームソーダを

味わってたら夫が来た


おじいちゃん「やっぱりここにいたー」


何故かとっさにクリームソーダを

隠した

別に隠す必要は全くないが


夫の貴重品全て金庫に入れてるので

小銭すら無い夫

何か飲みたくても買えない


私は小銭とQR決済ができるので

自由に飲める



一日中雨

途中豪雨

傘さしてまで外出する気になれず


夫がPCを持ってきてるので

NHK➕で見逃してる朝ドラ一気見



窓を開けて雨の様子を見ていて

ふと窓のサッシを見たら


サッシがきれい


こんな所まできれいにしてる✨

大抵虫の死骸がいたり砂だらけ

だったりが殆ど


まるで年末の大掃除後みたいな

きれいさ



古いけどきれいに手入れされてる


外に出れないので

館内散策



途中で迷ったり



1番高級な佳松亭に辿り着き

土産屋発見



四万温泉に来た記念に

買うの迷ったが箸購入

次いつこれるかわからないし

元禄の湯が気に入ったので

是非又来たい



毎週火金日に館内歴史ツアーが

16時から開催され

タイミング良く滞在日に参加できました


時間まで入浴タイムです


夫は貸切風呂へ


お湯がザブザブ

床ヒタヒタ

トド寝できそう





私は旅館部の大浴場へ



のれんのすぐ先と思いきや



けっこう先


撮影🈲なので画像はありませんが

広めの露天風呂もありました

でも内湯も露天風呂も熱かった


いよいよ歴史ツアーが始まります
約30分
モニターで説明を聞き
いざ外に出て説明が始まります
約30人くらい居ました




左側建物1階部分が元禄の湯です

源泉のでどころは

奥にあるブロックが沢山ある

ちょっと上流側の下から

湧き出てるそうです



あれの先

川の下から源泉が出てるそうです



そして画像が翌日と前後しますが

宿の駐車場はこの狭い所をくぐります

昔駐車場の場所が車がない時代

馬できたお客さん用の馬小屋が

あったそうです



昔は多くのお客さんが

馬の背に食料や布団など積み

馬小屋に入りきれなかった

馬の手綱をこの柱に繋いでいて

馬がグイグイ引っ張り 

長い年月柱が湾曲したそうです



湾曲わかりますか?



しのってます



昔の帳場

素泊まりだけで部屋数がはじめは

11部屋だけだったそうです



帳場の金庫



金庫の上にあった神棚



資料館的なのもありました



上段の間

古くは「オジョーダン」と

呼ばれていて他の部屋より

10㎝ほど高く作られており

江戸時代に身分の高いお客さんが

来た時にこちらに宿泊されたそうです



歴史ある箇所が色々あって

楽しい



そして当時の普通の湯治部屋

6畳

部屋数が全然足りないので

相部屋あたりまえで

この6畳に11家族が宿泊した

そうです

もちろん布団を敷くスペースもなく

重なり合うように寝て

着てきた上着が布団がわり 

‼️おどろき‼️


昔は湯治に来ても湯に肩まで浸かる

なんて贅沢な使い方は出来なかった 

そうで温泉の湯気を身体に当てたり

川の所から湧く源泉を汲んで

大事に使ってたそうです





館内ツアーが終わったあと

夫と復習しながらスタンプを押して

館内まわってきました



スタンプ帳を広げると

裏は積善館



夕食の時間です

またビール



食後に雨も上がったことだし

ちょっと外へ行ってみます


本館の帳場はもう閉まっていた



こちらは「前新」

千と千鶴の神隠しのモデルに

なったとも言われている

金具屋もそうだ




落合通り
やってる店は無かった




誰も居ないように見えますが

凄い人だかりが写真を撮ってます

誰か通過するたびに撮影中断です



元禄の湯から

チャポーンと桶でお湯を流す

音が聞こえる



素敵な四万温泉の夜です


つづく