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インディジョーンズが4作通して着ているのが、このサファリタイプのシャツです。
といいたいところなのですが、全作でカラーや細部が結構違います。最初はシャツのカラーが若干違うよう程度だと思っていたんですが。調べるとそれぞれの作品版とでも分けられるほどに違いがあることがわかりました。
レイダース版はこのシャツと同じく薄いグレーのようなアイボリーのようなカラーでボタンカラーもほぼシャツと同色のようです。肩にあるエポレットの長さは4作品中で一番長くかなり襟近くにボタンがあります。

魔宮の伝説では汚れと汗染みが他の作品より抜きん出て多いので変色して見えますが基本、シャツは同カラーで、ボタンの色が茶系のものが使われています。エポレットはレイダースよりも短くなりちょうど肩の真ん中付近にボタンが配置されています。

最後の聖戦ではかなりグレーがかったカラーのものを着用していて、ボタンがシーンによって違ったりするのでこれといった決め手はないのですが、基本はシャツと同色です。前2作よりもポケットフラップが大きいのが特徴です。エポレットの長さはほぼ魔宮と同様です。

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クリスタルスカルはデザイン一新されていて、カラーはライティングの関係でベージュに見えることが多いのですが基本的にはレイダースに近いカラーかもしれません。大きく違うのはインディシャツの特徴ともいえる両胸に縦に伸びた装飾ライン。前3作はシャツに直接プリーツを作っていたものがクリスタルスカルでは別パーツで後から縫い合わせるという不思議な作り方をしています。
おそらくあれでは両胸ポケットは使い物になりません(苦笑)エポレットの長さは比較的長くレイダースと2、3作目の中間といったところでしょうか。

 

 

さてウェステッド社のこのモデルですが、どの作品版かというと・・・実は決め手がなく、インディシャツデザインの無所属版とでもいえるものになっています。

劇中のシャツとパンツはどこのメーカーで作られたものか、はっきりしないのですが比較的劇中に忠実なモデルを販売しているメーカーは海外にいくつか存在します。
ウェステッド社のこのシャツは近年のジャケットとは違ってウェステッド社のシャツは素材の綿の質も厚手でよいもので、形状も満足いくものに仕上がっています。洗濯のあとに型くずれや縮みもほとんど発生しませんので、冒険の友としてがしがし着込む事が可能です。ただウェステッド社は素材がなくなると代用品でまかなってしまうという日本では考えられないような事を平気で行なってしまう会社ですので、このクオリティが常にあるかというのははなはだ疑問ではあります。
現に一時期はボタンのカラーが生地の色と違うものがついていてファンの顰蹙を買っていた時期がありました。

ぱりっとアイロンがけしたシャツはインディとはかけ離れてしまいますので、基本は洗った後は干してそのままクローゼット行きになっています。写真をとったときは折り皺ができていてなんだかなぁですが(苦笑)

生地の素材は厚手の綿100% ボタンは生地と同色のプラスチックです。

ウェステッドのシャツのサイズは日本人には大きいので、通常着ているシャツの1サイズ、タイトに着こなすなら2サイズ下を注文するとよいです。ちなみに私は日本製品のサイズはXLですのでLサイズを所有しています。ちょうど良いというか、若干大きいとも思うくらいです。
ウェステッドの他にも生地からしっかりサイズを指定して仕立ててくれるメーカーや、安価な生地を使用した安いシャツなどシャツに関してはかなり多くのメーカーが販売しています。
それぞれのメーカーに特徴がありますが、概して安い商品は極端な縮みが洗濯で出るとの情報を仲間からもらっています。

上記のそれぞれの作品の特徴に併せて仕立ててくれるメーカーもあるのですが
オリジナルのものが判明しないのならメーカーで作ってもらうよりも自分で理想のモデルを作ってしまえ!というのが私の考えの根底ですので、実は完全版を目指している聖戦版のシャツは自作したものを数着持っています。そちらはいづれまたアップします。