きょうはジャスパーの大型の飾り花瓶、モデルNO.275の紹介です。



My Wedgwood room in  愛知 



この花瓶は美しさはさておき、最大の特徴はその大きさです。


高さは37cmほどもあり私のコレクションのなかでも最大級のものです。


なお、製作時期は刻印から1911年と推定されます。


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左側に置かれている花瓶は有名デパートで現在も目にすることのある標準サイズのモデル#275で、高さが約24cmですが、並べてみるとそのサイズの違いがよくわかります。


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本体の中央部を飾るレリーフは有名なダンシングアワーズの乙女達のレリーフですが、花瓶本体の大きさに合わせて、それらのレリーフもフルサイズの大型のものになっていて、乙女達の身の丈は10cm近くあります。



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それに伴ってレリーフの細部の仕上がりも、より立体的で精緻を極め、髪の毛や薄いドレスのひだなど、惚れ惚れするような質感で迫ってきます。


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素足の指のひとつひとつの爪まで見事に表現されているのがわかります。



どうしてここまで細部にまでこだわり、それに伴って大きな作品にしたかは、この作品が特注品であったからではないかと思います。


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花瓶の台座の裏面を見ると、[ made for Mr. Charles Bellows ]=「チャールズ ベロウズ氏のために製作された」 という言葉が彫りこまれています。


つまり、この作品は彼によって特注されたと言うことです。

ウェッジウッド社ではかつてはこのように注文に応じて製作される作品があったと言うことをどこかで読んだことがありましたが、これもその作品の一つのようです。




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本体の肩の部分には上の写真のようなマスクも添えられていますが、見事な出来栄えです。


最後に花瓶を真上から見たところをお見せしますが、これも手が込んでいて美しいですよね。


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それではまた。