30年以上の付き合いの友人から、ちょっとショッキングなLINEが届きました。
友人がパーキンソン病になってしまったと
えっ?あのマイケル・J・フォックスがなったという病気?
手足が震えて上手く歩けなくなるっていうやつ?
友人は私と同い年で(まだ)56才ですよ。
うそっ!って思いました。
パーキンソン病って、もっと高齢者がなる病気だと思っていたから、50代で!・・と驚いてしまった。
友人の病状について詳しくは聞いていないけど、時々手足の震えや上手く喋れない、よく転ぶという症状があるらしい。
今のところ、仕事(事務)を続けられているようなので、そう深刻な状態でもないのかなって思うけど、完治しないと言われている病気なので、とにかく、進行を遅らせるよう、服用、リハビリを頑張るしかない・・と言っていました。
友人からの報告で、改めてパーキンソン病について、いろいろ調べてしまいました。
高齢者の病気かと思ったら、50代から罹ってしまうことは珍しくないらしく、日本全体では約700人に1人の割合で患者数がいるそうです。
65才以上になると、なんと100人に1人が罹患しているという、高齢者あるある病気なんですね。
難病指定にもされている、この病気の治療方法はまだないらしく、進行を遅らせる対処療法しかないというのが、悲しいところです。
あと10年もしたら、私もこの100人中の1人になるかもしれない。
私もそういう年齢なんだと、しみじみ思ったし、友人の病気は他人事ではないと感じましたね。
この病気の原因は、脳内で分泌されるドーパミンの減少だそうです。
ドーパミンとは別名「幸せホルモン」って呼ばれているやつですね。(幸せホルモンは他にセロトニンもあります)
ドーパミンが分泌されていると、人は「達成感」や「ヤル気、集中力、注意力アップ」に繋がり、幸福感が増幅するらしいのです。
ドーパミンの分泌減少の原因としては、生活習慣が1番のようですが、性格面でも影響があるのではないかと言われているそうです。
どんな人かというと、内向的で非社交的な人。
心配症で、物事を悲観的に見てしまう人。
ざっくり言うとこんな感じ。
私自身、全く社交的ではないし、なんなら一人で家の中でじっとしているのが大好きなので、ちょっとヤバイと思ってしまった。
パーキンソン病の進行を遅らせる方法の一つとして、とにかく楽しいと思うことをやること、ですって。
起きたことにあまりネガティブ思考にならず、人とよく会話し、面白いと思うことをやって、よく笑う。
脳に刺激をたくさん与えることで、ドーパミンが分泌され、症状が緩和される。
それが秘訣だそうです。
とまぁ、いろいろ調べたは良いが、
友人には、なんと励まして良いのか、正直かける言葉がない状況です。
とにかく進行を遅らせるために「楽しいことをやるのが良いらしいよ!」なんて、付け焼き刃的なメッセージを送って、私自身ちょっと落ち込んだりしています。
(体がしんどいのに、楽しいことやれって・・・ですよね)
また時期を見て、友人に連絡してみようと思います。