さすがと言うしかない、素直に修行の事を打ち明ける、それを聞いて香奈は
「流石に引き取って修行は無理だね、ある程度大きくなってからならば、それは1つの選択肢かもしれないけども
今は絶対に無理だと言える、それは紡が言っていた事と同じ理由でもある、まだうちに来てから日が浅いのに修行なんて生かせられるわけがない
それぐらい桜花さんが言ってる事には無理があるとしか言えない
そして何よりも桜介がそれを許可をしないでしょう、それは私も一緒である」
少し安心したが、フミさんを通して桜花さんの修行はいいのかをたずねる
「フミさんの家に通うのはいいけども、桜花さんの指導のもとの修行かぁ‥」と悩みながらも
「桜花さんの方が修行のメニューを考えるのが優れてるのばそれは仕方がないかな‥でもだからだといって、桜花さんの元に行くのは反対ですからね」
薫平も「それはわかっています、それではフミさんの所で桜花さんが考えたメニューをやる事を了承でいいですか?」
「悔しいけどもそこは了承するしかないね、薫平も修行をしないといけない事には変わりわないのだから‥ただし桜花さんがフミさんの所に来たならばすぐに教えるようにね」念押しされる
そして「それよりお孫さんも来てると言っていたけども、そのお孫さんも力を持ってるの?」
「はい‥力を持って生まれた人です、そもそも力を持った家系なので、お孫さんにも引き継がれています」
それを聞いて
「その子は、もう修行を終えてるの?」
それについては薫平も悩みながらも
「そもそも修行が終わる事があるのかがわかりません、人は成長していくものでもあるので、何処で修行を終えるのかが決まっていないのかもしれません」
そうか‥人はいろんな事で成長をする、それならばいつ修行が終えるのかがわからないという事も一理あるのかと思い
「でも‥そのお孫さんは薫平より、もう修行を沢山しているのだよね?」
「はい、桜花さんの話だと孫が生まれてからは、こちらに来なかった理由が修行を見ていたからだと聞いています」
だから来なくなったのかとわかり
「それであまり姿を見なくなったのですね」と納得した表情に
「香奈さんは驚く事がないのですか?なんか話がサクサクと進んでますが‥こんなにも話がどんどん進むのが普通なのでしょうか?」
香奈は笑いながら
「驚く事が沢山ありすぎて、何とか理解しようとしてるけども‥」
「We must touch the weaving of the sound of our hearts.~心の声を紡ごう編~443」につづきます
「かわき」
目の前にライオンがあるわけではないのに
緊張から喉がかわく
ライオンは幻でも
かわきはやってくる
どれだけ振りはらっても
かわきはやってくる
どうすれば、かわきがなくのだろう
炭酸水を飲めばかわきは
少しはやわらぐげども
かわきはまたやってくる
