そして家に着くなり紡は部屋えと無言のまま行く姿に声をかけられないでいた
なんて呼びとめたらいいかわからないでいた
先ずは明日に向けて香奈さんの元に急ぎ、薫平はとりあえず桜花さんの話から始める
「香奈さん、ただいま」
笑顔で「お帰りなさい」と聞いて思わず涙が溢れそうになる
それに思わず香奈さんが
「何があったの?」と真剣表情に、まだ何も伝えてないのに、すぐにわかってしまう香奈さんが凄いと思いつつ
「ちょっと心が折れそうになりまして」と笑いながら言うと
香奈さんは「少し自分の容量をオーバーする事があったみたいだね
それはフミさんの事?それとも桜花さんの事かな?」
思わず「それ以外にも全部」とこたえてしまう
香奈は「それならば1つ1つ話を聞こうかしら!先ずはフミさんの家に行って、手紙を持っていた理由を教えて!」
薫平は「信じてもらえるかわからないですが‥藤介の魂がまだこの世にいたのでお別れをするために、今日手紙を持っていきました」
真実を全て伝える姿に少し驚いたが‥先ずは素朴な疑問から質問していく
「人は亡くなると、魂になりあの世に行くのではないのですか?」
「そうなんですが、1つ未練があったみたいで、この世にさまよっていました、それを解消してあの世に導きました」
その言葉から推測をして
「それで桜花さんの力が必要だったのですね?それとなんでこの世に未練があったのですか?」
淡々と質問する姿に親とは凄いと思ってしまう
「はい、桜花さんの力を借りて、藤介さんの魂をあの世に導きました
本来ならば自分がそれをやる事を望んで魂はこの世に残っていたのですが、自分にはまだ無理でしたので
フミさんのはからいで、桜花さんとそのお孫さんである、白花さんが手伝いに来てもらい
あの世に導く事ができました」
その言葉を聞いて香奈もビックリしていたが、それは表には出さずに、次の質問にうつる
「そんな事があったとは知らなかったのは当たり前でもあるが、話せない事でもあったと認識しています
そして解決したから今話せているだと思います、だからこそ1つの疑問がうまれました
それは桜花さんが明日来る事の本当の意味を知りたいです、ただの挨拶ならば1日おいてから来る事はない
今日こればいいだけの話でもある、それなのに明日来る事になった背景を私にちゃんと話さないといけないから‥明日になったのではないのですか?」
「We must touch the weaving of the sound of our hearts.~心の声を紡ごう編~442」につづきます
綺麗なものに癒されて
人にも生き物にもある

