どんな理由があろうと嘘は嘘であるの言葉が薫平の心を苦しめる
手当を受けながら心配する紡に思わず抱きついてしまう薫平に「藤介きっと助かるよ」の言葉に号泣してしまう
もう助からない‥ 寿命を全て使ったから助からないんだと言いたいが言えない現実に涙がとまらなかった
そして近所の医者に看取られて「お亡くなりになりました」の言葉に桜介と香奈さんとフミさんは涙した桜介は「何で亡くなったのですか?」に医者は「以前から心臓が悪く、家族には内緒にされていましたが薬も服用していました」に
桜介は「何で知らせてくれなかったんだ」と後悔をする、心臓が悪いならばもっと頼ってくれてもいいのに、何も言わずに心配させないという親の気持ちがわかってしまい、更に涙した
それからはトントン拍子で藤介の言う通り事が運んだ、誰も藤介の死因は心筋梗塞ではないと疑わず葬儀が行われ
そして葬儀の中‥遺言を読まれた
遺言を読んだのは薫平であった、何故に遺言を読んだのかはそこに皆に伝えるメッセージがあったからであった
突然の事で驚かれた方がいるのはわかっています
しかしこのような場で伝えする事になり、大変申し訳ありません
自分が心臓の病だと気づいた時にはもう手遅れで、手術をしても完治をしないとわかった時に
自分は1つの決断をしました
それは‥誰かの哀しみを見ながらの生活はやめようと決めました
病気と知り、息子夫婦が悲しい顔や‥哀しみに包まれている顔など見たくはないから
病気の事は内緒にする事にしました
それは、自分の嫁が亡くなった時に言われた言葉でもありました
貴方のそんな顔見たくないと‥ だから亡くなってから知る悲しみもわかります
けど‥最後のわがままだから笑って許してください
そして最後になりますが、紡に薫平をよろしくお願いをします
もし彼らが悲しんでいたならば手を差し伸べてください
笑えるようにいつも元気で笑ってる姿を想像できるほどに支えてください、それが唯一無二の遺言である
だから力を貸してください、紡と薫平が笑ってられるように、そして笑って自分(藤介)をおくってほしいとメッセージ伝えて
号泣しながらの薫平が読む姿に皆が涙して誓った、この子らの笑顔はみんなで守ると!
それから参列者の人達が最後のお別れをして、荼毘に付した
そして終わりがあると言う事は、始まりの合図でもあった
「We must touch the weaving of the sound of our hearts.~心の声を紡ごう~349」につづきます
次は第4章に入ります
第4章・We must touch the weaving of the sound of our hearts.〜心の声を紡ごう〜
「火葬」
人もなくなると魂になる
人間の魂の重さは21グラムであると言う仮説があるがある
亡くなったとはいえ、体は目の前にある
それが荼毘に付すと
骨しか残らない
それを初めてみた紡と薫平は
その骨に触れて、新しい決断をする
それぞれの未来に向かっての決断である
それぞれが選んだ道とは
何なのかを知ってください
