ある日愛くんの散歩がてらに恵さんが遊びにきていた

久々の再会に話が盛り上がるなかこんな話をはじめる

「そういえば‥ 写真館の前に写真が色々と飾ってありますが、いつの写真なんですか?」


「そうですね‥親父(藤介)の代の頃から写真で、いつ撮ったかわからない写真も沢山ありますかね」


「今はどんな基準で写真をならべてるのですか?」


「基準ですか‥ 今は特にないのですが、せっかく親父の写真でもありますし、自分が撮ってはいないけれど誰かの大切な写真でもありますし‥ 触ってない、いや触れてはいけないと思ってそのままにしてるのかもしれません」


「でしたら‥新しい写真を飾ってはみませんか?」 


突拍子な話で困惑しながら

「突然どうしたのですか?」


「実は‥ 前々から思ってたんですが、玄関先にある写真は、桜介さんの写真なのかな!?って疑問に思ってたんです

古い写真ばかりで、どんな写真を撮れるところなのか、最初は不安でした

それに今の館長さんは桜介さんですよね?

桜介さんの作品が飾ってないのは、変じゃありませんか?

今の桜介さんの写真にかえてみませんか?私がいっていいことではないとわかってるつもりですが‥ どうでしょうか?」

確かに‥  自分の代になってから、親父の作品だからって触ってこなかった、恵さんの指摘も1つの考えとしてあたりまえのことでもある

自分がもっと写真館の事を考えてたらそんな事を言わせなくてすんだことなのに、あえて指摘をしてくたれた恵さん

「自分なんかのために提案していただきありがとうございます、本来なら自分が1番考えなくてはいけないところを、恵さんに言わせてしまいましたね

本当に申し訳ないです、でもありがとうございます

急にはかえられませんが少し時間をください」


「私の方こそ、図々しくあれこれ言ってしまって申し訳ないです」


「そんな事ないです、お客様の目線で今のアドバイスはとても助かりますし、恵さんは友人としても助かる言葉でした

変えてはいけないもの‥変わらなきゃいけないもの‥それがわかったからこそ

また一歩進めそうです、恵さんありがとう」


照れながら恵さんは会釈をして、恵さんとの久々の会話に皆がもりあがった、お散歩がてらだったので数時間があっという間にすぎて

恵さんは相変わらずの笑顔で帰って行った


「心の声を紡ごう156」につづきます

雑談…もう10月やぁヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3はやいよ

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