決算後の収支報告

猫の館ME（というか会社のガッテリア株式会社）は、決算が5月末の会社です。

先月、2022年度を終え、毎日決算の数字を確定すべく帳簿とにらめっこ。いやー本当に疲れました💦

一昨年末にクラウドファンディングを行い、昨年春に保護猫カフェ部門の移転をして、工事やら設備購入でいつもと一桁違うお金が動いて、昨年の決算を迎えた2022年5月末の時も、もう数字を見るのもイヤなくらいだったのですが、それを終えた昨年6月からの新たな年度では、やはり経費が逼迫することから1階の旧店舗を撤退することを決め、今度は原状回復工事でまたまた7ケタの数字が一気に飛ぶという、2021年度に劣らない1年になりました。

でもこれからもお店を継続するためには、必要な勇気ある撤退だったと思っていますし、この工事費用と、6年前の1階OPEN時の改装工事の償却の残額計上が終われば、新たに迎える2023年度（6月から1年間）は、久しぶりに大きなコストが出ない、単純に日々の経費だけのはずの1年にようやく戻ります。

これ以上、大きな波風はもう、本当に耐えられません。

それで、今回、すごく恥ずかしいことなのですが、キャッシュペースのみですが、この1年間の収支報告をお示しすることにしました。

「猫たちに会いに来てください！」

「お買い物で猫支援をお願いします！」

とよくブログやSNSで書いていますが、どれくらい切実な私たちの声か、わかっていただけるのではないか、おわかりいただきたいという思いがあります。

驚かないでくださいね。

では、ご覧ください↓

実は2022年の夏に、追加で300万円の融資を受けました。クラウドファンディングの1600万円のうち手数料を除く1300万円では開業はできなかったのと、猫実OPEN後も赤字が続くなら堀江館1階の家賃は経費削減でカットするしかないかも、という危機感と、それであれば原状回復工事で100万円は飛ぶな、という予想で、手許のキャッシュを持ちたかったため、借入をしている公庫に相談に行きました。それで追加で300万円の融資を受け、合計700万円の返済をしてゆきます。

現預金ベースではなく、決算全体としては、昨年度は608万円の赤字になりました。

今年度は、この608万円の赤字を出さないよう、売上を上げ、経費を削減できるところは減らし（と言っても普段から無駄遣いをしていないし、オーナーのお給料は出ていないし、もう削る所はないのですが）、なんとしてでも黒字にならなくてもいいから赤字は避けたいと違っております。

この収支表を作っていて、あらためて、こんなにたくさんのかたからご支援をいただいているのだな、ということと、こんなにたくさんのかたが、お買物で猫支援をしてくださっているのだ、ということをあらためて感じ、心から感謝の気持ちが湧いてきました。

あとは私たちの努力で、もっとラウンジに遊びにいらしていただける人を増やしたり、お店を認知してもらう努力をしないといけませんね。

あまりコストを使えないので、　アマゾン欲しいものリスト　には、いつもとても助けていただいております。このプログラムがなかったら、赤字はもっとかさんでいると思います。いつもお心をお寄せくださっている皆さま、本当にありがとうございます。

ラウンジを利用してくださっているお客様がたにも助けられています。人慣れが進めることができるのも、心優しい常連さま達が、根気よく猫スタッフ達のお相手をしてくださるので、こんなかわいい姿を披露してくれるようになるのです。最初『トリッシュ』が入居した時の荒れっぷりを見た私たち人スタッフ達は、このコを一体どうやってフリーにしてゆけばよいのか、正直悩んでいました。今の愛くるしい姿は想像もできなかったのです。