エリザベス2世こと現イギリス女王の冠のついたレースが今週末のメインレースとなる。
エリザベス2世、恐らく日本にいる誰もが名前だけは知っている世界を代表する女性でしょう。

現在、92歳、英国史上最高齢の君主となっている。

自分は英国には何度も足を運び、縁あってロンドンの有名レストランで勤務した経験もあるが、
競馬とはまったく無縁の生活をしていたため、イギリスでの競馬の位置づけなど考えたこともなかった。

今自分は、英国帰りの人物が指揮をとっている競馬クラブのメンバーであるが、
彼から発せられるメッセージなどを目にしていると、日本でのその在り方とは位置づけが大きく異なるらしい。

現に、エリザベス女王も多数の競争馬を所有し、競馬場に足を運ぶことも多いらしく、王室主催のアスコット競馬場で行われるレースでの優勝馬関係者は、王室のお茶会に招かれるという親密さ。

日本に蔓延する「競馬=ダーティーなギャンブル」といったイメージとは一線を画している。

さて今回のエリザベス女王杯、先の菊花賞と並び、こうした国の権威などが競馬とはいえ、ちらつくレースにはそれなりの暗黙の格が存在しており、そうしたものをクリアしたものには人気の有無に関わらず、好走する背景が与えられているように感じる。

今回のエリザベス女王杯、英国の国花といえばバラ、バラと言えばローズ。

3歳牝馬限定のレースにローズSというものが毎年秋華賞のステップレースとして存在している。
その秋華賞という大きなレースをまたぐため、エリザベス女王杯でそのレース間の関係が注目されるケースは少ないが、実はこれはレースを紐解くのに大きな鍵を握っている気がしてならない。

昨年はローズS一着、秋華賞一着のダイワスカーレットが一着
一昨年はローズS3着、秋華賞3着のフサイチパンドラが繰り上がりの一着、
降着したカワカミプリンセスはローズS出走なしだった。

今回カワカミプリンセスが年末に向けてのJRA売上向上のため、一着、二着を外さないのであれば、
残る席は二つ。

ローズSでしっかり2着と結果を残し、秋華賞でも2着に踏ん張ったムードインディゴ、
馬番の発表を待たずともこの馬が好走する背景は整っている。

後一つの席に今年の牝馬戦線いい意味でも悪い意味でも波乱を巻き起こした
レジネッタ。この馬は有力馬の中で一足早いクイーンSから始動して、結果を残し、ローズでも3着を確保、王室系のレースには強い星の元に生まれた可能性があるのが相手筆頭。

去年のローズSでダイワスカーレットに次ぐ2着3着となり、その後は結果を残せないながら、近走調子を戻して来た感のあるベッラレイア、レインダンス。

今年のローズS一着のマイネレーツェル。

荒れるなら、これらの馬のどれかが人気の死角に入った時。

カワカミプリンセス ー ムードインディゴ ー 相手数頭
           
水曜日段階この構図ではないかと当たりをつけています。