2017年5月に胆嚢癌 肺 腎臓の転移もあり
余命2〜6ヶ月と宣告された母をハワイに移住させ
抗がん剤治療〜 放射線治療を受け
2018年3月 母の希望にて もう科学治療は受けず 
残りの余生を過ごすと決めてから 数ヶ月


最後にCTを受けた時には腎臓癌は消え  
肺の腫瘍もmm単位の小さな物になって
大喜びしていた私達

それから たった1ヶ月の間に
母の身体の中で癌は大暴れし 
笑顔で日本に送り出してくれた母は
10日間で全く別の母になっていました

驚くほど痩せ
脚が痛くて歩けない
食事もできない
会話も噛み合わない
たった10日間で何があったの⁈

次の予約は 2ヶ月先だったけど
変更してもらい診察してもらうと
Dr.も急激な変化に驚いている様子で
急遽 血液検査やCT検査をすると
肺の腫瘍は急激に大きくなり
大腿骨への転移により 体内にカルシュウムが
大量に流れ出しているとの事で 
そのまま入院となり
その結果 ホスピス治療へ切り替えることに


色々な選択 決断をする事に迷い
何が正しいのか 何が母の為に良いのか
母が入院している間は本当に苦しい数週間でした


ホスピス=余命6ヶ月以内
Dr.から 2019年は迎えられません
月単位ではなく 週単位の命ですと説明を受け
ホスピス施設に移るのか......在宅にするのか.....
母は施設へと言いましたが なぜ施設へ?と聞くと
貴方への負担が大きくないと思うからと
想像通りの答え

病院のケア担当者は
ラッキーよ 貴方のお母さんの保険は
施設入りも100%カバーしてくれるから
施設に入りたくても高くて入れない人も多いのよ
とニコニコ説明してくれました

まるで 保険が100%カバーするんだから
絶対施設に行きなさいって言われているような
気分になるような話し方で..........

保険がカバーしてもしなくても 
最期は一緒に過ごしたいからこそ
ハワイに連れて来たと説明し 在宅ホスピスを選択


週単位と言われた母は今日も生きてる

ホームホスピス 
何もかも初めてですが妹のヘルプもあり
今日も母は生きてくれてる

凄いなって思うのは 
母は未だに治る気でいるところ

ホスピスだって 週単位って言われたって
食事さえ出来れば元気になれるはずといい
頑張って食べようとしています

食事の準備が出来ると 
チビ助が ばぁば ご飯できたよ〜と声をかけ
お嬢が手を引いてダイニングテーブルまで
連れて来てくれる


母の入浴を手伝いながら
子供の頃 母がしてくれていた事を
今 自分がしてあげる事に幸せを感じ

しっかり意識のある内にと
今迄の全てにありがとうと伝えると
こちらこそ ありがとうよ
いろんな所にも連れて行って貰ったし
お金の心配もする事なく生活出来たし
本当にこちらこそよと母らしい言い方

でもやっぱり死んじゃったら嫌
困る〜と泣く私に わかってるからと笑う母

あとどれぐらい一緒にいられるかは
わからないけれど 大切な大切な時間です


余命宣告され 心の準備が出来ているはずなのに
往生際の悪い私は まだミラクルを信じてます

Pray for hope 

今週も花火を一緒にみれますように