庭持ちなのに、草花に興味の無い友人は庭一面に黒い除草シートを敷きつめた。

普段花好きで通っている庭持ちの友人達も、抜いても抜いても生えてくる草にはうんざりしてる。


庭の無い私は、毎年増えていく植木鉢の置き場所と、自分の将来の行き場所を考えると意識が遠くに飛んでゆく。


「庭なんて歳とったらいらないわよ。」
「老後はマンション。」

子育て時代を庭付き一戸建てで過ごした孫持ち友人の意見。


「やっぱり人は自然に帰るのよ。」
「歳をとったら土に近い生活をしたいわ。畑で野菜をつくったり、庭に来る野鳥を観察したり。」

都会に住む、ベランダの尺取虫に鳥肌をたてていた友人。
そう言って、「田舎暮らし」の本を眺めていた。


私は。

広い屋上庭園。
街中のオアシス。
決して都会のオアシスではなくて。

鍵ひとつで秘密のガーデンを管理する。

ベランダにだって鳥は来るもの。
蝶だって。
蚊も?
突然倒れても、救急車で運んでもらえる病院が近くにあって、虻の大群もない。
猿は…基本来ず。

たまに蜂が巣をつくっても、軽くスプレーで退治できる程度。

そんなのがいい。

cathoricosさんのブログ-100901_1634~0001.jpg
グルーテンドルスト。