怒ることと叱ること。
実は同じようで違う。
◆おこ・る 【怒る】
[動ラ五(四)]《「起こる」と同語源。感情が高まるところから》
1 不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる。いかる。「真っ赤になって―・る」
2 よくない言動を強くとがめる。しかる。「へまをして―・られた」
◆しか・る 【▼叱る/▼呵る】
[動ラ五(四)]目下の者の言動のよくない点などを指摘して、強くとがめる。「その本分を忘れた学生を―・る」
[可能]しかれる
お昼に(と言ってもだいぶ遅い時間だけど)入った近所の喫茶店で、隣の席の男性が向かいに座ってる男性に怒られていた。
怒ってるほうはスーツ着て会社員っぽい。対して怒られてるほうはカジュアルな服装だ。
私の席との間には仕切りもあるし内容は分からないけど、怒られているカジュアルのほうが何か失礼な事をして、せっかくスーツがお膳立てした仕事を失敗に終わらせた、そんな感じ。
「オレにあの言い方はないだろう。ちゃんと謝れよ」
「そんなつもりで言ったんじゃなかったんです。申し訳ありませんでした」
「どーするつもりなんだよ」
スーツは怒っている。カジュアルは怒られ慣れているのか、最終的には
「チャンスをいかせず、申し訳ありませんでした」
と詫びていた。
自分に何かされて怒らない人はいない。
このスーツとカジュアルの場合はスーツが怒って当然の事をカジュアルがしでかしたんだろう。(コレで叱ってるんなら、完璧モラハラだ。叱るときは言葉遣いが大事。)
仕事の間柄では、「怒る」は対等、「叱る」は上下関係、と私は使い分けている。
クライアントに「叱る」のは私の役目ではないし逆に失礼、後輩に「怒る」のは自分勝手な先輩みたいだし。
と、この「怒る」と「叱る」の違いを教えてくれたのが上岡龍太郎さんだった。
かの有名な鶴瓶師匠とのテレビ番組で、
「上岡さん、何で僕に怒ってますのや?」と鶴瓶さんに聞かれて、多分上岡さんは怒ってたんだと思うけど、怒ってるって分かったのが恥ずかしくなったのか、
「鶴瓶ちゃん、怒ってんのちゃうで。僕は君を叱ってんねや。怒ると叱るは違うの、君知ってるか?」
「怒るとはなー…」と、あの立て板に水のような講釈が始まり…。
その時はまるで自分が鶴瓶師匠になったような気持ちで、「そうか!そうなんか!」と目からウロコな気分だった。
それからはキチンと使い分けるようにしている。
理解できれは、ほとんど怒る事はなくなった。職場でも「カトリーヌ先輩が怒ってるとこ、見たことないです」と後輩に言われる。
後輩に感情出してどーすんじゃ。
怒るのは理不尽な上司に対してだけ。
実は同じようで違う。
◆おこ・る 【怒る】
[動ラ五(四)]《「起こる」と同語源。感情が高まるところから》
1 不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる。いかる。「真っ赤になって―・る」
2 よくない言動を強くとがめる。しかる。「へまをして―・られた」
◆しか・る 【▼叱る/▼呵る】
[動ラ五(四)]目下の者の言動のよくない点などを指摘して、強くとがめる。「その本分を忘れた学生を―・る」
[可能]しかれる
お昼に(と言ってもだいぶ遅い時間だけど)入った近所の喫茶店で、隣の席の男性が向かいに座ってる男性に怒られていた。
怒ってるほうはスーツ着て会社員っぽい。対して怒られてるほうはカジュアルな服装だ。
私の席との間には仕切りもあるし内容は分からないけど、怒られているカジュアルのほうが何か失礼な事をして、せっかくスーツがお膳立てした仕事を失敗に終わらせた、そんな感じ。
「オレにあの言い方はないだろう。ちゃんと謝れよ」
「そんなつもりで言ったんじゃなかったんです。申し訳ありませんでした」
「どーするつもりなんだよ」
スーツは怒っている。カジュアルは怒られ慣れているのか、最終的には
「チャンスをいかせず、申し訳ありませんでした」
と詫びていた。
自分に何かされて怒らない人はいない。
このスーツとカジュアルの場合はスーツが怒って当然の事をカジュアルがしでかしたんだろう。(コレで叱ってるんなら、完璧モラハラだ。叱るときは言葉遣いが大事。)
仕事の間柄では、「怒る」は対等、「叱る」は上下関係、と私は使い分けている。
クライアントに「叱る」のは私の役目ではないし逆に失礼、後輩に「怒る」のは自分勝手な先輩みたいだし。
と、この「怒る」と「叱る」の違いを教えてくれたのが上岡龍太郎さんだった。
かの有名な鶴瓶師匠とのテレビ番組で、
「上岡さん、何で僕に怒ってますのや?」と鶴瓶さんに聞かれて、多分上岡さんは怒ってたんだと思うけど、怒ってるって分かったのが恥ずかしくなったのか、
「鶴瓶ちゃん、怒ってんのちゃうで。僕は君を叱ってんねや。怒ると叱るは違うの、君知ってるか?」
「怒るとはなー…」と、あの立て板に水のような講釈が始まり…。
その時はまるで自分が鶴瓶師匠になったような気持ちで、「そうか!そうなんか!」と目からウロコな気分だった。
それからはキチンと使い分けるようにしている。
理解できれは、ほとんど怒る事はなくなった。職場でも「カトリーヌ先輩が怒ってるとこ、見たことないです」と後輩に言われる。
後輩に感情出してどーすんじゃ。
怒るのは理不尽な上司に対してだけ。