こんばんは、大平知恵子コーチです。
昨日のコーチング講座でご質問を頂きました。ありがたいことです。悩みは十人十色だけど、共感できるものが沢山あって、とても参考になりますね。
さて、どんなご質問かというと…。
職場で何だか話が噛み合わない人がいます。私が一通り話をして、「うん、うん」とその人は聞いているのに、話し終わった後に「で、これはこうだっけ？」と先ほど話したばかりのことを聞いてきます。
こういう人って結構いるような気がします。
私も以前こういう人のことを何なんだろうと思ったり、自分の話し方がよくないのかなと思ったこともありました。
しかし、よくよく聞いてみると相手は別にそのときどきで話を聞いていないわけではなさそうなのです。
そのときどきは理解するんだけど、一通りすぎると前に話していたことをすぐに忘れてしまうということが起こっているようです。
相手はそういう人なのですね。よく言うと、「一瞬一瞬を生きている人」なのです。
相手のそういう特性を知り、こちらも対話する必要がありますよね。
大事な話の場合、話のセンテンスを短くして、話の後に確認を取る。
目の前でメモしてもらう。
根気よくつきあう。
人はそれぞれ違います。聞き方も話し方も、全てね。
その通り聞いてくれるとは限らないのです。
自分の経験則で「きっとわかってくれるだろう」と思いがちですが、それは思いこみ。自分以外のほとんどの人は外国人、はたまた宇宙人だと思って対話してみましょう。
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大平知恵子