目の前にいた、ひとりかもめ | 神戸エサレン Healing space La Ola 靑い草原 

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化学物質過敏症 心の情景 

明け方の雨が上がるのを待って

遅めの舞子浜へのお散歩です。

 

 

最近はカモメたちに会えない寂しい日が続きます。

あの ひとりかもめ は 元気にしているかな・・・と

無数の石ころに気をつけながら

波際を もそもそ歩いていました。

 

すると 大きなカモメが一羽

驚いた様子で飛び立ち

防波堤まで低く飛んでいきました。

 

目の前にいたのに気がつかなかった・・・

 

防波堤にはグレイがかった小さなカモメが3羽と

中くらいのかもめが1羽いました。

 

ひとりかもめが 防波堤に飛び降りると

みんなが集まってきました。

 

 

 

一羽増えている。

 

ひとりかもめ というのは

昨年の夏、灼熱の太陽の下

怪我をして飛べず、

浜に4か月ほどいたカモメのことです。

 

そのときは、まだ小さく弱っていて

大丈夫かな。。。と ものすごく心配していたのですが

怪我もよくなって

なんとか飛べるようになり

防波堤へ渡れるようになったのですが

仲間とは疎遠になって孤立していました。

 

けれども

今年の春には夫婦仲睦まじく

波に浮かぶブイに乗っているところに

何度も出逢いました。

 

今朝は子供のために浜へ降り

食料を採っていたのでしょうか。

 

私がしばらく防波堤にいるカモメたちと見つめあってから

自宅へ帰ろう と向きを変えると

ひとりかもめが一緒に動いてついてきます。

 

またね と 歩をすすめ、振り返ると

防波堤から防波堤へ飛んで移っていました。

 

また歩をすすめて ふりかえると

もう誰もいなくなっていました。