塾の国語のテキストに、樋口一葉についての文章があったのですが…
しうしう氏、
「なんで華族のお嬢様ばっかりの塾に行くと引け目を感じるの?」
と全く理解ができないご様子。
「別にいじわるされた訳でもなさそうなのに、へんなの」
「おれだったら、仲良くなって家に遊びに行くのにな。豪邸に入れるじゃん!」
一葉は「自分は貧乏だけど士族の娘だ」という自負を持ってたんだけど、家柄もあってお金もあるお嬢様たちと比べてみじめな気分になっちゃったんじゃない?…とお伝えしたところ、
「うーん、元々周りの人たちを下に見てたってこと?」
………。
まあ、そうなるの…かな…?
「人とくらべて上とか下とか思わなきゃいいのに。よく分かんないなぁ」
…貧しくても頑張って勉強して素晴らしい小説を書いた、ていう話だったはずなのに「マウンティング女子の末路!」みたいなノリになっちゃった…
そういえば塾の学習説明会で先生が
「国語なんて運ゲーですからね!女子の複雑な心情を描いた物語文なんて出たら、小学男子はお手上げですよ!あははは」
…って言ってたけど
共感できなくても文脈を読み取って、筆者(あるいは出題者)はこういう事を伝えたいんだな、というメタ的な視点を持てるようにするのが国語の勉強だからな〜…
心の成長が早い女子のが得意、てのはなんか納得。
しうしう氏、テストだと説明文(論説文)のが(比較的)点が良く、物語文の心の機微を読み解く問題がちょっと苦手w
あと夫と同じ超ポジティブ野郎なせいか、「劣等感」みたいなやつが全く理解出来ないようなので、近代日本文学的なやつは理解不能のようですwww
まあ、国語のテストは解けなくてもなんか幸せそうだから…いっか(いいのか?)