アイパッドという近代的小道具を使って交渉の機先を制した
老練社長は、自分のペースになりつつあることに満足気に

ここぞとばかりに
いかにコストを下げたいかたたみかけてきた。


いかん!、そんな話を聞きに名古屋まで来たんじゃねえずら。


社長がお茶を飲むため話が切れたのを見て

すかさず話し始めた。

「社長、本日名古屋まで参りましたのは、条件面でさらなるご一考をお願いしたく」

まあ、それが功を奏して
いろいろやりとりをして
両者痛み分けで決着した。

成果のある交渉だった


で、決着したら言おうと用意してたギャグを社長に言った。

ただ、そのギャグは取引先担当者に新幹線の中で言ってみたら


あまり受けないんじゃないのかなぁガーン


とダメ出しをされてたものガーン。


「社長、うち、この前、水戸の会社と契約しまして、今回、御社と契約になれば、次は是非和歌山県の会社と契約したいと思っているんですよ。」


取引先美人担当者は

あちゃー、やっぱりあれを言うんかいガーン
という顔をした。


社長は
「なんでですか?」

と聞いてきたので


「そりゃあ、水戸、尾張ときたら次は紀伊と契約すれば徳川御三家揃いますからニコニコ音符」


社長の部下の人が
「はは(笑)」
とやや受けしたが

社長は
「そうですかしょぼん」


受けなかったショック!
滑った
交渉には勝ったが笑わせることは出来なかったショック!

悔しい。次こそ笑わせたるグー


その会社の工場見学をさせてもらい名古屋駅前まで
送ってもらった。


駅前の店で二人で契約内定祝いで乾杯
( ニコニコoニコニコ)/ビール☆ビール\(ニコニコoニコニコ )


その彼女と飲む酒はいつも旨いんですが
この日はいつになく旨かった。


俺たち良いコンビだなニコニコ
と心から思った。

お互いいつになく饒舌だった。


「私がダメ出ししたのに御三家ネタ言うかな、ほんまニコニコ」

仕事を終えた解放感とアルコールも入ったのと気心知れた二人の中の気安さから
彼女は完全にタメ口だった。

年下女性からのタメ口は
好きだったラブラブガーン(苦笑)



「年寄りには受けるって思ったんだよ(笑)」


「受けなかったし(笑)」


「話が決着する前に言わなくて良かったよなガーン」


「ほんまや(笑)決裂やニコニコ」

あっというまに一時間半。

「おっ、帰るかニコニコ」

「あいニコニコ」


駅で
「私、おかんに送るお土産買います」

「なら切符買ってくるけど1730発の買うよ」

その時点で1715。
余裕だと思った。


7分ぐらいで土産屋に戻ると

彼女はまだ商品を選んでいた。

しかもカウンターの上には5箱ぐらい決めて店員さんが用意したのが置いてあるのに
まだ買おうとしていた。


「おい、あと5分だぞビックリマーク。」

「分かってますしょぼん」

「分かってるならもう勘定しろよ。乗れなくなるよプンプン」

「あ、これも1つ下さい音符」

「おい、もう…」

「うちのおかん、これ大好きなんですニコニコニコニコ」


味噌煮込みうどんだった


会計がすべて終わったのは発車2分前。


ダッシュだよ!! 走る人

すいませんあせる走る人

通路を走る、階段を駆け上がる走る人走る人

はぁ~あせる心臓バクバクガーン

彼女が一言

「まだ時間ありましたやんプンプンマダカエタノニ」

「…」無視した

良いコンビではあるけど、格段に良いコンビかどうかはよく考えねばニコニコ


ビールの酔いと仕事が上手くいき
ほっとしたのか彼女は
うたた寝をしだした。


まあ、良かろう。
今回も大活躍だったし、助けられたよな、ふニコニコ。

と本を読んでたら

アナウンスが

「ただいま、小田原駅を定刻で通過致しました。」

と告げた。
と同時に睡魔が襲ってきた。 あと30分かぁ、寝るかな。

「あ~、すっかり寝ましたぁニコニコ」

「社長!、今どこですか?」

「ん、小田原過ぎた(θθ)」

「ならもう起きてビックリマーク」

起きなって今から寝るんだけどガーン

「社長!もう着きますよニコニコ」

と腕を揺さぶってきた。


話しする元気ないから
背もたれにあるJRの雑誌を手に取り、最後の方にある日本地図を見た。


地図は良い。


すると彼女も手に取り日本地図のページを広げた。


「社長、クイズ!クイズ出して下さいビックリマーク」

「え~いいよ~(θθ)ネムイ」

「クイズ!クイズビックリマークニコニコ」


「はいよ。なら、海に接してない県はいくつ?」

「んー、奈良、岐阜、長野、山梨」

「うん、あと4つ。」

「栃木、群馬、埼玉…埼玉ぁ。ヒントビックリマーク」


「ヒントなし!」

「分かんない」

「ブッブー。滋賀県ニコニコ」

「あ、そうかぁ。次!!」

「眠いよガーン」

「次ニコニコ!!」


「はいはいガーン。日本で北海道の次に面積の広い県は?」

「岩手ニコニコ!!!!」

「当たりシラー」

「次!!」


「四国で一番海岸線が長い県は?」


「高知県!!ラクショ-」

「ブッブー。愛媛県」

「高知でしょ!」

「高知の海岸線はまっすぐだろ。愛媛県はリアス式海岸だから、入りくんでいる分長いんだよ。」


「そっかぁ。次!!」


「もういいよーガーン」

「ダメ」

結局彼女が降りる品川駅までクイズ。ホームに滑りこんでも

「ラスト!!ニコニコ」

最後は正解出来る問題にした。

「社長、もう寝ていいですよにひひ」


「どうもありがとう。ってあと5分しかねえよガーン」


「お疲れ様でしたニコニコ」

「お疲れさんニコニコ」

良いコンビかどうかすらもう一度考えねば(苦笑)


しかし、どうして僕は前の妻、うちの社員といい、この彼女といい
男前なのに子供っぽい一面も持ってる女性を好きになるんだろうかニコニコ


男と子供。 女不在(笑)


追伸
昨日 若鮎の菓子をネットで調べました。


catfunの長~いつぶやき-i.jpg


名古屋、岐阜、あるいは京都あたりでも売っているお菓子だとか。
要は、鮎釣りがらみの地域で売られているみたい。
名古屋の人がはたしてどう思ったか(苦笑)。