様々な不安抱えつつも

事務所を訪れた。


事務所内の社員の方々の視線が心無しか

「おっ、東京もんだぎゃーショック!

「東京のおなごはやっぱめんこいみゃあラブラブ

と思われてる?
という、いつもの自意識過剰気分で歩きながら

広い社長室に通された。



社長がいた。
この会社を四代で築き上げた立志伝、

あっ、間違えたべーっだ!
一代で築いた人物のオーラに負けまい
考えてきたセリフを

ソファーに座るや
ぶちかまそうとしたら


「あんたたちこれ使っとるかね?」

と座る前に
見せられたのは
なんとアイパッドだった。


60代後半にしては新しもの好きやな

と思って

「早速に買われたんですね?」

「わしゃパソコンは会社でやらんでの」

などとやりとりしてたら部下の方々が来て名刺交換に。


「わしゃ、お宅の物件を考えててよ。あんまり使うものが無いんや。コストが合わんのや。」


いかんいかん! アイパッドで機先を制され
すっかり相手のペースにガーン

前日から練っていた、会ってすぐ かまして 相手の懐にはいり戦を優位に進める作戦だったのにショック!


それは
サラリーマンの営業時代にもよく使ったセリフですが

離れた年上の相手には効果的なもので

「社長、今日は恋人にプロポーズするような気持ちで東京からお願いに参りました!ニコニコ

という昭和の香りぷんぷんの臭いセリフガーン

勘違いされ
頬を赤らめて恥ずかしがられては
困るんですが(笑)。



ん、そういえばいたな1人。赤らめたのが・・・ガーン



サラリーマン時代に
地主さんである会社社長に

敷地でマンション建てませんかとの商談で
この手を使ったら


みるみる頬を赤らめ
長い睫毛の目をパチクリされ、
両肘をテーブルに付き
赤くなった頬を両手の手のひらで隠すようにされたときは


あ、こいつホーモだショック!
いかんいかんあせる


そのときは
交渉はこっちが何を言っても

「分かったニコニコ

気持ち悪いけど、実にスムーズ!!(笑)


と仕事的には良かったのですが


「ね、横浜に美味しいレストランがあるから契約祝いで3人で行きましょうよ」
とお姉言葉全開で言われ


先程から気色悪がってる部下が
会議テーブルの下で
指で×を作ってるのを無視して

「ありがとうございます」
と返答。
契約祝いで一席設けるのは当然のことだから。


その部下はイケメンで
30代独身だったのも災いした。



そして



契約から一週間後に指定された横浜駅で待ち合わせ。

地下街の入り口の待ち合わせ場所の50mぐらい手前で

既に来ている社長を発見。
いた! 何あれ?ショック!


黒いカバンを身体の前で両手で持ちキラキラ

顎を引き両目をキョロキョロさせるその姿はまるで初デートの女子高生。ヤバイニコニコ


オレ、腹が痛くなりました
という部下に

「先に帰ったら分かってるだろうなシラー


二人が社長に案内されたのは
山下公園にほど近いレストラン。

店内は薄暗く
テーブル上のキャンドルに灯がともりなんともムーディーガーン

当然、客はカップルしかいない。

「どう、このお店?」聞くホーモ社長。

「な、なかなか落ち着いた雰囲気ですね、な?」

「は、はいあせる
と早くも帰りたいオーラを出す部下。


「良かったニコニコ

ビールでなくワインガーンで乾杯カクテルグラスキラキラカクテルグラスカクテルグラス


雰囲気的に

「乾ぱーい!!

と言えず小さな声で乾杯。

仕事の話しなどをしてたら

ホーモ社長が既婚者であると判明。

少し安心アップ

だが、結婚の理由が

「なかなか結婚しない私を母が見るに見かねて無理やりお見合いさせられてね」

またまた高まる不安ダウン

「ね、二人はなんで結婚しないの?」

両手の平を両頬に当てながら
熱い眼差しで尋ねてきた。

ギクッビックリマーク


「いやあ相手がいないんです。お、おまえは?」

「僕もですあせる。」


「あら、二人ともいい男なんだからもてるでしょ?」

「全然だめですよニコニコ

などとやりとりをして

コースメニューを食べ終わった。


先程から、周囲のカップル数組みが

こっちを見ながらクスクスと笑っている。


もし、50代のホーモ社長を僕らが取り合っている
などと勘違いされてたら
末代までの恥ですショック!



「このあとデザートが付きますが、バニラシャーベットかチョコレートアイス、どちらに?」


社長と僕はバニラシャーベットを。


部下は、チョコレートアイスを。


その部下に悲劇がショック!あせる


各人に並べられたデザートを見て

部下が
「シャーベットも美味しそうですね。」

と言ったら


ホーモ社長の目がキラリキラキラと光り

「まだ口を付けてないから一口どうぞ」

と自分のスプーンにシャーベットを乗せ

部下の前に差し出した。

そばのカップルの女の子が
笑いを苦しそうに堪えている。

無理もないです。



50代おやじにスプーンで、

あ~んラブラブ

されている30代のイケメン男。


同じテーブルにいるのが、恥ずかしいよ~ニコニコ



私に助けを求める部下に

「せっかくなんだから遠慮するなよしょぼん

すまんショック!

我慢も仕事の一部だよ。

と涙の教育。


そいつは偉かったです。

まるで開き直ったかのようにバニラを食べましたしょぼん


店を出たら、

さらに追い討ちを掛ける一言が

タクシーを止めながら


「伊勢佐木町に雰囲気の良いバーがあるのドキドキ行きましょう音符」。


「社長!もう遅いですからご自宅までお送りします!」

「まだ8時半じゃない」

確かに(苦笑)

そもそも大森が自宅の社長が
なんで横浜を指定したのかが疑問だったのだが、
こういうことか。


僕は部下に
「すまないが帰る。しばらくしたら適当に帰れ。勘定は払え。」


「そ、そんなぁしょぼん


「おまえが開拓した物件だろしょぼん

社長すいません。私、妻が熱を出してまして。独身のこいつは喜んで同行しますので。」


妻という言葉に微妙に反応した社長は
「なら○○クン、行こうドキドキ
とタクシーに先に乗せた。

出発するタクシーに最敬礼して見送った。

後部座席から不安げに僕を見る部下に
笑いながら手を振った。


次の日、

会社に来た部下を会議室に呼び報告を聞いた。


行かなくて良かった(笑)

と心底思ったニコニコ




社長は運転手さんに行き先変更を指示。


着いたとこは、伊勢佐木町の繁華街の外れにある
サウナの前。

昼間の汗を流してからのほうがお酒が旨いわ

というのが社長の弁。


まるで歯医者の前で嫌がる子供に痛くないからと腕を引っ張る母親のように、


まるでホテルの前で嫌がる彼女に何もしないからと腕を引っ張る若者のように、

社長は、彼の腕を


部下曰く
「工場をやってるだけあって凄い力だったガーン

軽く入るだけだから。さっぱりするからドキドキ
と引っ張ったそうです。


サウナに着いたら

いいからいいからと2人分払う社長。






ドキドキモード全開の社長に
着替え中から好奇の眼差しで見られながら

早く出よう

と思ったそうです。


サウナ室に入ると
不幸なことに
二人連れがすぐ出ていき
他に誰もいなかったそうです。。


もはや一枚のフェイスタオルが彼の頼みの綱でした。

社長は隣に座り


このあとややR30才的内容になりますし
掲載から2日経ったし自主的にカットしましたガーン



脱線が長くなったので
続きます。

名古屋出張は次回完結します。たぶんガーン