兄たちが来て
お墓参りへ

お墓が怖くなくなったのは
身内を亡くしてからのこと
むしろお墓にくると
安心する
ほっとする
話ができる気がしてる

水は冷たい
花挿しを洗って
前に供えた花を
新しい花の包装紙に包んで…
と見たら
挿していた梅の小枝の蕾がほころんで
花が咲き始めてる

右のも
左のも
小枝についてる蕾のどれもが
ふっくらふくらんで
いまにも咲きそうに準備してる

嬉しくなって
新しいお花に添えて
梅の小枝もそっと挿す
小さなは花が咲いている
蕾が開きかけている

いろいろ話した
いつもは仕事のことや
母や兄たちのこと

今日は
私の中で変わってきてること
話してみた
いろんな価値観が違ってきてること
もしかしたらそれは
私の元の価値観に戻ってるだけなのかもしれなくて
どうやら心地いいみたいなこと

いまの状況について
本当はいろいろ話したかったな
どんな意見を聞けただろう
私の言うことに
どんな言葉を聴かせてくれただろう

空気は冷たく
まだ冬の気配
それでもここは寒くない

帰りに
おいしいお店に寄って
ご馳走をいただいた
笑って話して
たらふく食べて
こんな日がようやくきたこと
きっと
喜んでもらってるって
感じてる
母の大好物をあれこれ揃えて
思いついてなぜかお稲荷さんを作って
実家へ向かう
西へ西へと走って行く
少しずつ
細胞が緩んでいく感じ

東京にいると
小さな子どもを連れたお母さんが買い物なんかしていると
ちゃんと産地に気をつけてあげてるのかな
外食するときお店選んでるのかな
おせっかいなことに
気になってしまったりする

大阪だって
全国からいろんなものが集まってるわけで
同じといえば同じなんだけど
こっちの見る目がゆるんでるから
気を揉むことがまったくなくて
そういう意味でもすごくラク

逆に大阪危ないって
とか聴いたりもするけど
それでもやっぱり気は緩む
西ってこともあるし
実家ってこともあるしね

庭に出て
散ったサザンカを拾ったり
小さな雑草を抜いたりしてると
背中がぽかぽか温かくて
ああ幸せだなぁとしみじみしちゃう
こうやって
土に触れたり
花の手入れをしたり
そんな暮らしができたら
なんて素敵なんだろう

庭から部屋に戻れば
温かいものが用意されている
なんて贅沢…ww

母に
食材のことは何も言わない
心を込めてたくさん作ってくれてる料理
何を食べてもおいしいもの
いっしょに買い物に行ったときに見た限りでは
蓮根は徳島産とか
当たり前のことだけど
西のものであふれてた

久しぶりに食べた蓮根は美味しかった
大好物なのに
こっちではちょっと見つけられなかったからね。。

近所の神社は梅の花が満開で
桃源郷のように高い香りに満たされている

夜になったら近所の温泉に行こう
露天に入ってのんびりしよう

西へ西へ
心の緩む西へ西へ……
3月11日に
初日を迎えた大相撲大阪場所
朝からあちこち歩き回っていたから
あろうことか相撲の初日ってことに気づいたのは
翌日だった……

去年の大阪場所は
八百長問題でまさかの中止
私は非公開でもやるんだと思っていたから
中止決定を知ったときには少しぼおっとしてしまった

そして地震があって
津波がきて
原発が爆発した

お相撲さんが四股を踏んで鎮めていたものが
お相撲さんがちゃんと四股を踏まなくなったから…
そんなこと
思ったりもしたのを思い出す
稽古場ではもちろん
本土表で
四股を踏んでくださいって

去年は
どんどんお相撲どころじゃなくなって
国技館に一度も行かなかったし
テレビでもあまり観てなかった

魁皇の引退が近づいてるのはわかってた

そしてまた
場所が始まっても見る時間が減っていった

今年はどうかな
思っていたけど
初場所も熱心には見てなかったなー

場所中の大阪に帰るのだから
いつもなら府立体育館に駆けつけるところだけど
今回は行かないでおこうと思う

1年空いた大阪場所
大阪や近畿の人が見たいものね

チラチラテレビで見ていると
勢が幕に入ってたり
寳智山が再入幕してたり
やっぱり心惹かれるものがある
またのんびり相撲見物できるようになれたらいいのになって
いろんな想いを込めて思う

日本っていう国にどれだけウンザリしたり
失望したり
哀しい想いをしたりしても
私は日本っていう国の風土や
その中で育まれてきた文化や智慧や人の気質
さまざまに変化する自然の様相は
どうしたって大好きなのだ

青森に
行ってみなきゃ。。