ユーストリームがすごいすごいと言う人はたくさんいて
わたしだってすごいすごいと思っていた
たったひとりでも生中継できる
膨大なお金と人と才能と組織とスポンサーとなんやらかんやら……
複雑ないろんなものが必要なテレビ局みたいなことが
たったひとりの意志でできちゃうなんて!!!

この興奮は
自分で中継してみたら
とんでもない興奮に跳ね上がる

わーわーわー☆☆☆
どころじゃない
自分が中継局になっちゃうなんて!!!!!!!!

先週の土曜日にWiFiとMacBookAirを初めて手にし
4日前の火曜日にiPhoneがやってきて
一昨日の木曜日にUstの仕方を教わって
昨日の金曜午前中、アカウントをとったり何やらアワアワ
そして午後から
こわごわ、出動

…………おおおっ!!!
やってみれば、中継できるじゃないか!!!!!

わたしに中継の技術はないし
知識もない
いまは人からもらったアドバイスと
手にした機器が頑張ってくれている

目の前にいる人
話してくれる人
聴こえてくる声
希望をつなぐことば
"人の鎖"となる編みものを編み続ける指
書かれた文字
刻まれるリズム
あっけらかんと青い空
はためく幟
差し入れのお握り

たくさんのことがそこにあり
たくさんの想いがそこにあり
映像となって
誰かのもとへ
誰かの心へ

今日も優秀で美しい機器と有用で新たなアドバイスを胸に
中継に向かう

公園にはたくさんの人
スピーチがあり
歌が歌われ
ひとつの声に心が寄り添う

解散しても
話す人たち
お互いにことばを交わし
エネルギーをわかちあっているように見える

中継を続け
わたしもわけてもらう
こんなにたくさんの人が
動いていることに
いつもいつも
圧倒される

人の去った公園で
わたしは何人もの人と会う

公園に行ったら
知っている人がいた

そんなこと
おとなになってからなんて
滅多にない

だけど
今日は
公園に行ったら知っている人が何人もいて
挨拶をしたり
少しおしゃべりをした

向こうで手を振っている人がいて
ああ!
わたしは駆けていく

友達を紹介され
わたしもさっき会った友達を呼びにいく

初めて会った
知り合いの友達と
わたしの友達

セッションが始まった

ギターとブルースハープ
パンデイロ
歌声
マラカス
鈴の音

中継のプロがやってきて
カメラを交替してくれた
太陽はとっくに西に傾き
音楽は続き
小さな声でのおしゃべり
笑い声
リズム

約束をしていない
楽しい時間

こういうことだな

なんとなく
わたしは思った

きっとこういうことなんだ

日が暮れて
キャンドルの灯が柔らかく
手を振りあって
また明日

わたしはこういう瞬間を
ひとつひとつ
いるかもしれない誰かと共有しながら
いるかもしれない誰かに向けて記録していこう