昨日の夜半
今朝の早暁
月が太陽と重なって
空から月の光が消える

近すぎて
見えない

昨夜はご飯を食べずに味わった
海の塩と花の精をお風呂に入れて
目をつぶって呼吸を続ける
いつも飽和している私の身体は
一食抜いたくらいではお腹が減らない
ただ
月の光のない夜空を感じてる

猫の夢を何度も見る
きっと猫が恋しいのだろう

リンゴ・キッドに憧れた少年は
人に尽くし
ことばを尽くし
悪に立ち向かって勇気を示し
それでも英雄にはなれずにバカにされ
心を閉じて
ひとりに戻った

遠いから
眩しいくらい

自分を実験台にして
いろいろ試みてみる
2年かけて試してきたことは
少し
感触を掴める瞬間が生じ始めた
いまもいくつかのことを
並行して試みている

満ち引きに
身を委ねる

森の奥の静かな湧き水のあの湖は
そっと見つめる誰かの目
湖面に映るすべてのことが
誰かの心に刻まれる
森の木は知っているし
風はさざ波を起こす
太陽は巡り
月は底まで届き
星々はゆきすぎる

遠い声がする
共鳴が
聴こえる